飛行機墜落 ページ12
座席の下に這わせていた数々の触手が
クワガタをあらゆる方向から貫いた。
そしてそのまま引きちぎられ
怪しいと思っていた老人が叫びを上げた。
ジョセフさんたちは
肉の芽を埋め込まれていないことから
根っからの悪党幽波紋で、おそらくあの老人は
ディオに金で雇われたんだろうと言っていた。
しかし先ほどから何やら違和感が。
機体が徐々に傾いている気がする。
コロコロ....
紙コップ...やはり!
A「ジョセフさん!機体が!」
ジ「ま、まさか!」
慌ててコックピットの方へ向かう。
私も慌ててついていくがその時一気に機体が傾き
体制を崩してしまった。
花「おっと、大丈夫かい?危ないから捕まってるといい」
A「あ、えと、ありがとう、ございます...」
それどころじゃないのは分かっているが
少しドキッとしてしまった私は女なんだなと思った(((
そんな紳士的な花京院さんに比べ
承「どけ 女」
CA「きゃっ!!」
これだもんなぁ...
仕方ないっちゃ仕方ないけど
花「おっと失礼。女性を邪険に扱うなんて許せん奴だが−
今は緊急事態なのです。許してやってください。」
CA「はい//」
A/ア「わぉ.../はぁ...」
ジ「おお!なんてこった!!!」
ジョセフさんの声を聞き見に行くと
皆舌を引き抜かれ自動操縦装置も破壊されている。
これはもう墜落してしまう。
老人「グッハア!!グバババ!」
A「はっ!なんで!?」
老人「ディオ様は幽波紋を極めるお方!
ディオ様はそれらに君臨できる力を持ったお方なのだ!
辿り着けるわけがn!!!!」
A「やかましい!いつまで生きてんのよ!」
ただでさえ墜落寸前でどうにかなりそうなのに
ディオディオってうるさいものだから
思わず下から老人の顎めがけて蹴りを入れてしまった。
自分でもびっくりするくらい力が入り
凄く吹っ飛んだ。
みんな唖然としていてだんだん恥ずかしくなってきた...
承「さすがプロ中のプロ。悲鳴を上げないのは鬱陶しくなくて良いぜ。」
承「今からこのジジイがこの機を海上に不時着させる。その準備を。」
CA「は...はい」
ジ「しかしわしはこれで3度目じゃぞ。
人生で3回も飛行機で墜落するなんて、あるかなぁ」
A「さ、3回....」
承「二度と、二度とテメェとは一緒に乗らねぇ」
Oh...Shit
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しゃけ(プロフ) - やぁでぅんさん» コメントありがとうございます!少しずつですが更新頑張りますっ!ありがとうございます.ˬ.)" (8月8日 23時) (レス) id: cbf37f5f25 (このIDを非表示/違反報告)
やぁでぅん - とても面白いです!これからも更新頑張って下さい! (8月7日 14時) (レス) id: 92500eea4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しゃけ | 作成日時:2023年7月25日 10時