検索窓
今日:27 hit、昨日:16 hit、合計:12,056 hit

灰の塔 ページ11

飛行機に乗った私たち。
離陸してからとはいうものの、さっきからブンブン飛んでる虫がどうも気になる。
他の乗客の目の前に止まっても全く払おうとしない。
おかしい。虫が平気な人なのか?
でもあれってただの虫じゃなくてクワガタでは?

A「あの...機内にでっかい虫がいるんですけど、あれももしかしてスタンドですか?」

ジ「なにぃ?!」

承「カ...カブト、いや、クワガタ虫だ」

ア「虫の形をした幽波紋...しかしどこへ消えた?」

A「じ、承太郎さんの横に!!」

承「ちっ...『星の白金』!」

消えた!いや、スタープラチナより早く動いてよけた。
これもスタンド、ということは本体もいるはずっ
少し目を離せばもう承太郎さんの目の前に...
スタープラチナの手を貫通し、口をめがけて攻撃してくる。
間一髪で防いだものの、承太郎さんの口が切れている事から
スタンドに攻撃されたものが本体にもダメージがあることが分かった。


ア「やはりあいつだ!
  破壊と災害、そして旅の中止の暗示をもつスタンド。
『灰の塔』!」


実に気持ち悪い。
とにかくこのスタンドを攻撃するのは無理だ。
なんとかして本体を探さなければ...
座席を見回すと客席の後ろにクワガタが飛んでおり
口から牙のようなものを出している。


A「あっ!!まずい!」


言葉を口に出した時には
乗客数人の舌を引きちぎっていた。
そしてそいつはあろうことかちぎった舌で何やら壁に文字を書き始めた。

『Massacre』(皆殺し)

ア「クソッ!焼き尽くしてくれる!『魔術師の赤』!」

花「待て、待つんだアヴドゥル!」


その声で一人の老人が起きトイレに向かおうとした。
支えるために壁に手をついたのか、手には先ほどの血が。
花京院さんが騒がれて他の乗客が気付くとまずいからと当て身をし気を失わせたが
どうもあの老人が気になる。


花「ここは私の静なるスタンド
  『法皇の緑』こそ奴を始末するのにふさわしい!」

灰「貴様のスピードでは俺を捕らえることはできん」

花「そうかな
  エメラルドスプラッシュ!!」


花京院さんのスタンドは初めて見る。
緑の宝石状のものが高速で飛んでいく。
だがクワガタはその速さを上回り次々に避けて花京院さんに迫る。
目にも追えない速さで法皇の緑の口元が攻撃された。
でも花京院さんは第二の策をとっているのを
私は知っている。


花「私の『法皇の緑』は...
引きちぎると狂い悶えるのだ、喜びでな!」

飛行機墜落→←DIOと言う男



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.5/10 (17 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
38人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

しゃけ(プロフ) - やぁでぅんさん» コメントありがとうございます!少しずつですが更新頑張りますっ!ありがとうございます.ˬ.)" (8月8日 23時) (レス) id: cbf37f5f25 (このIDを非表示/違反報告)
やぁでぅん - とても面白いです!これからも更新頑張って下さい! (8月7日 14時) (レス) id: 92500eea4b (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:しゃけ | 作成日時:2023年7月25日 10時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。