【用語説明】 ページ1
『Hospital The Mensis』
読みは「ホスピタル・ザ・メンシス」。直訳すると「メンシス病院」、通称および略称は「HTM」。
この世界ではありふれた噂話の一つである。こことは違う異世界、悪夢の世界の医療施設。心の病を持つ人間はある日突然この病院に患者として入院させられ、そして帰っては来ないのだと。だが、誰も帰って来なかったのなら……なぜこんな噂が流れるのだろうか?
HTMは実際に存在する。人々の集合無意識によって生まれた悪夢の中の医療施設なのだ。集合無意識によって生まれた場所のせいなのか、人によって見えるものはまったく異なっている。
『HTM』
Hospital The Mensisの略称。主にHTMの医療従事者からそう呼ばれている。人によって内装が変わって見えるという特性を持つためその実態はほとんど分からない。近代的な病院に見える者もいるし、中世ヨーロッパ風の古びた診療所に見える者もいる。が、大きな建物である事と、灰色の花が咲いている中庭があるという点は共通している。なぜか外へと繋がる扉がない。
全体的に非常に薄暗い。この闇は尋常なものではないようで、特殊な力の込められた炎や加護の施された燭台を使わなければ一寸先も見通せないほどである。
謎の多い施設であり、この施設の全容を知る者はいない。
『患者』
この医療施設で治療を受けている患者。なぜか全員、この施設にどうやって来たのかを思い出せない。
共通事項として、患者は現実世界では大きな心理的外傷や、重度の恐怖症を患っている。そしてそれらの症状に応じた外見に変化する。それらの多くは患者が恐怖を覚えるものに関連しており、集合体恐怖症なら、身体に無数の小さな穴が湧き続ける、といった具合である。
死ぬとその身体は灰色の塵になり、まるではじめからそこにいなかったかのように消失する。
『医師』
HTMで働く医師。なぜか全員、この施設にどうやって来たのかを思い出せない。
医師という肩書きではあるものの、手術はまったくといっていいほど行わない。主な仕事は患者への投薬やコミュニケーション、侵入してきた死神の排除、治療薬の抽出など多岐にわたる。医師というよりは看護師と呼ぶべき存在である。
一人一つ、不思議な力を持つ燭台を持っている。
『死神』
HTMの外にいると思わしき怪物。出入口はどこにもないはずなのに、どこからともなく侵入し、様々な手段でもって患者を殺す。医師や、医師の持つ火を嫌っており、それらを見るとどこかへ消えてしまう。
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漆黒の猫耳パーカー後輩(プロフ) - アリス・ガーネシャのcsを変更させていただきました【https://uranai.nosv.org/u.php/novel/hjnhqejv/】 (2021年11月13日 21時) (レス) id: b5e92b83c9 (このIDを非表示/違反報告)
ミクミキ(プロフ) - どやむさん» かしこまりました! (2021年10月18日 18時) (レス) id: 86a9e09b47 (このIDを非表示/違反報告)
どやむ(プロフ) - すみませんcs作成が上手くできずcsが提出できそうにないので参加を辞退させて頂いてもよろしいでしょうか? (2021年10月17日 20時) (レス) id: 0ecfb79784 (このIDを非表示/違反報告)
リリコス(プロフ) - お医者様のあだ名と呼び方をまだ全て書き終えてないため公開しておりませんが、今週中には書き終えるのでそれまでお待ちくださいm(_ _)m (2021年10月13日 23時) (レス) id: d250400d1f (このIDを非表示/違反報告)
リリコス(プロフ) - この企画に参加している皆様に向けてのコメントなのですが、呼び方とあだ名を私の子のテンプレに記載しているので是非ご覧ください!。何か質問や異議がありました私の子のテンプレのコメント欄やボードに来てください!。 (2021年10月13日 23時) (レス) @page5 id: d250400d1f (このIDを非表示/違反報告)
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