己の力を知ると言うこと。3 ページ29
主人公side
「いいかい、よく聞きな。精孔っていうのはね念を体から出すための穴みたいなもの。
その精孔に私が纏…念の一つをぶち込み起こさせる。」
「本来ならゆっくりやるべきだが、あんたにはこれからやってもらいたいことが山ほどあるからね。
まぁ、安心しな。そうそうに死ぬ事はない。」
師匠はそう言い顔をゆっくり上げ私と目を合わせる。
「どうだい、あんたはやれるかい?」
『…。』
私はその問いに小さく頷いた。
師匠はそれを見ると二マリと口角を上げ私に手を翳した。
…何かがいる…師匠は私に触れてはいない…けど押されているような不思議な感じ。
そう思いつつも、パチリと瞬きをすると師匠の全身から何かを感じた。
『っ!何これ!?…し、師匠の後ろに変なものが見える…!』
「おぉ、久しぶりで心配したけど良かったよ。あんたが見えているそれhーー」
『なに!?まさかその変なの幽霊!?…大丈夫ですよ、師匠。美少女は私が守ーーーいった!』
師匠の背後を睨みつつそう言うと師匠の拳が私の頭に落ちた。
痛いんだけど!師匠力強い!!!
「その幽霊っぽいのはねぇ。念だよ。」
『念!…てことはこれで私も念が使えるの?!』
そういうと師匠は4大行について詳しく話してくれた。
纏、絶、練、発。
この四つが基礎でこれを身につけないと自分の適性や高度な戦闘術は身につけられないようだ。
「ーーで、ーーーがーーーまぁ、やり方はこんなもんかね。」
「後はアンタ次第だよ。私は申し訳ないが急な用事で数ヶ月程居なくなる。その間何をすべきか。考えておくんだね。」
『…分かった。師匠がいない間に成長してあっと言わせてみせるから!』
「あぁ、楽しみにしておくよ。」
そう言って師匠は部屋を出た。
…いつの間に荷物をまとめていたのだろう。
そう考えつつも私は日々修行を重ねた。
数週間が経った頃、私はーーー
「…A…?」
『…クラ、ピカ?』
ーーー彼と再会した。
『久しぶりだね。』
「…あぁ。」
そう言う彼はーーーーーー
酷く弱っていた。
ーー
帰って来ました!作者です!数週間のお休み、応援してくださった皆さんには感謝してもしきれません!
これからはなるべく休まずに更新していって、原作を超えるくらいまで行きたいです!
この後は暫く他のキャラとの絡みが入ります!
旅団さんとも入れるかも…!お楽しみに!
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あさき(プロフ) - 一気読みさせて頂きました!!!もう、最高です❤︎❤︎❤︎🫶🫶🫶! (3月16日 9時) (レス) @page32 id: 2e9509526a (このIDを非表示/違反報告)
メロンパン18号 - 穂実様、ありがとうございます!今お話作りを再開したのでもう少し待っててください!頑張ります! (2023年4月22日 17時) (レス) id: fd8275b1aa (このIDを非表示/違反報告)
穂実(プロフ) - このお話めちゃくちゃ好きです! スランプ陥ると大変ですよね😢 無理せずに更新頑張ってください〜!いつまでも待ちます🫶🏻🤍 (2023年4月21日 10時) (レス) id: 9d8af713d5 (このIDを非表示/違反報告)
メロンパン18号 - りのりの様、ありがとうございます!ぜひ楽しく読んでいってください! (2023年4月8日 22時) (レス) id: fd8275b1aa (このIDを非表示/違反報告)
りのりの(プロフ) - めっちゃくちゃ面白い!続きが楽しみ〜!! (2023年4月8日 18時) (レス) id: 692ad35898 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:メロンパン18号 | 作成日時:2023年2月13日 22時