顔がいい！！ 【ハンター×ハンター】

出会い3 ページ5

主人公said

私が、ハンターを目指した理由は………

「俺は、親父を探すため！」

「はぁ！お前、何勝手にに言ってんだ！」


どうやら、クラピカさんとレオリオさんは言いたくないらしい。

まぁ、ぶっちゃけ私も言いたくないけどそれだとゴンだけ言った事になってしまう。

くっ！無理だ美少年にそんな思いさせられない！


『はいっ！私の志望d

「おい、カッツオこの３人を脱落者として連れていけ。」


は？！３人ってもしかして、私とクラピカさんとレオリオさんのこと？

ていうか、今私言いかけたよ！！


「何！？」

「へ？どうゆうこと？」


ほら二人とも、分かってない！

その後、語り出した船長さんが言うには志望者が多すぎて試験官だけじゃ捌けなくなり、

船長さん達も雇われ試験官(仮)、となっているらしい。

いや、ここで落とされたら困る！


『いや、船長さんストーップ！私、言いかけたから言わせてもらうよ！
　
　私が、ハンターになりたい理由は、三つ！
　
　一つ、婿探し！
　
　二つ、ライセンスが欲しいから！

　…三つ、自由が欲しいから。』


そう、私は自由を求めてここに来たんだ…。

　“あの子”と自分のために……。


「……私は、同胞の仇、幻影旅団を捕らえるため。」


「…なら、ハンターなんて目指さなきゃいいのによ。」


「ふっ、この世で最も愚かな質問の一つだなレオリオ」


「っレオリオさんだ！」

あぁ、喧嘩が始まっちゃう。なんとかしないと！


『まっ、まぁまぁ！レオリオさんは、何で、ハンターになりたいんですか？」

「俺か！俺はな、金さ！」


………金？

レオリオさんが言うには、金こそがこの世の全てらしい

……お金があったって幸せは買えないのに…。

そんなことを考えている間に二人は部屋から出てしまった。


『あっちゃー、止めないと！』

「ううん、辞めた方がいいと思うよ。今行ったって、無駄だよ。」

『え？』

「昔、ミトさんが言ってたんだ。“その人が何に怒っているか、知る努力をしなさい”って。」

「今二人が怒っている理由はとても大切なんだよ。」

『……素敵な人だね。』

「うん！でしょ！自慢のお母さんなんだ！」

『…でも、今外嵐だよ？止めないと二人、海に溺れちゃうよ？』

「…っ野郎ども！帆を取れ！」


船長さんが、叫んだ。船員さん達が帆を取る。


よし、これでひとまず何とか…


…っ！あの人吹き飛ばされて…！


『っっ危ない！！』

気づくと、私は駆け出していた。

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