ハンター試験 プレートを奪え！3 ページ39
主人公said
…にしたって、さっきからずっとキルアの動き見てるけど…
なんていうか、あの瞳と反射能力が一般人が鍛えただけのそれじゃないって言うか…
うーん…、、
「はい、お終い。ほいプレート。」
『…おぉ、ありがとう！』
キルアは最後に残った198番を倒すと私にプレートを投げてきた。
…こう見てる分には普通の美少年君なんだけどなぁ。
まぁ、これは首を突っ込まないほうがよさそうだし…言わないでおこう。
「…あ、そういえばさA、これ落としてたぜ。」
『？…え、これ私の髪留めじゃん！…もしかしてずっと解いてたまんまで…。』
キルアの手を見るとそこには私の髪留めがあった。
でも、まさかずっと解いたまんまでいたりは……してたわ。
あぁ、あのスキンヘッドの囚人さんとの戦いで外したままだったかぁ。
私はいそいそと、右の横に右つ編みとともにひとつぐくりで括り終えるとキルアに礼を言った。
『ありがと！キルア、助かったよ。』
「いいえ、どーいたしまして…ま、この借りはチョコロボ君5箱で済ましてやるよ。」
『え、多くない？…まさかそれが狙いで、私にプレートを取ってきて…。』
「…ま、貸しは貸しだ！絶対買えよ？…社長令嬢ならそのくらい余裕だろ？」
『うぅ、痛いところを…。』
キルアは不敵に笑うと前を見て歩き始めた。
…仕方がない。これはお財布が寂しく…まぁ、イケメンのためならいいか。
ーー
『ゴン達、まだかなぁ。』
「お前、ソワソワしすぎだろ。」
『いや…だって、心配じゃん！攫われてたらどーしよ…。』
「…あり得ねーだろ。」
あのまま、ターゲットのプレートと自分のプレートを守り、残りの日数を過ごした私達は、ハンター協会の船の隣でゴン達を待っている。
…不味いよ、残り1分半！
お願い！来ます様に！
どこぞの誰かにお願いしていると正面の茂みからガサリと音がした。
…？誰だろう。
ゴクリと固唾を飲み正面を見据えると出てきたのはゴン達だった。
『みんな！』
「A！先に来てたんだね！」
『良かった〜！来ないから心配したよ。』
「それでは、以上10名を第五次試験にご案内しまーす！」
船から出てきたお姉さんは私達を一回りぐるりと見るとそう言った。
ーー
『にしたって3人共、すごい汚れてるね。』
「一体何してたんだよ？」
「えーっとね、睡眠薬を吸って蜂から逃げてきた！」
「ゴン…、それだと誤報が…。」
「「？」」
「…合ってるんだけどな…。」
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メロンパン18号 - おにぎり様、作者も作ってから思いました。この子軽すぎじゃね？…と。平均体重見て直しておきます！ありがとうございます！ (2023年4月20日 15時) (
レス) id: fd8275b1aa (このIDを非表示/違反報告)
おにぎり - 面白いんですが、、、体重軽すぎではないでしょうか？もう少し重い方がいいかと、、、指摘失礼しました。 (2023年4月18日 17時) (レス) @page1 id: 951c28b3a4 (このIDを非表示/違反報告)
メロンパン18号 - ぷむむ様 ありがとうございます！誤字報告助かります！作品がお気に召したなら良かったです！！ (2023年3月15日 6時) (レス) id: fd8275b1aa (このIDを非表示/違反報告)
ぷむむ(プロフ) - エスカレーター？のとこエレベーター？ではないでしょうか！？凄く面白いです！ (2023年3月11日 10時) (レス) @page14 id: 9f20ca92d6 (このIDを非表示/違反報告)
メロンパン18号 - Kinomi 様ありがとうございます！面食いを活かして頑張ります！ (2023年1月26日 16時) (レス) id: c8b3e7a1e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：メロンパン18号 | 作成日時：2022年12月31日 23時
