ハンター試験 in料理4 ページ29
主人公said
「！…テメェ！」
『…何ですか。何か気に触る事を言ったでしょうか？』
そう言うと私はか弱い乙女の様に口元へ手を持っていき微笑んだ。
いやー、ぶっちゃけゴン達の所に行きたいんだけど、美女の邪魔したこいつに制裁を与えないと…。
そう思い対戦ポーズを取ろうと構えると空から声が聞こえた。
「…にしたって、合格者0名はちと厳しすぎやせんかのぉ。」
「「「？」」」
受験生全員が？を浮かべる中、試験管さん達だけが驚きを顔に表していた。
「まさか…。」
美人さんが口を開きかけた時ドォン！と、衝突音と共に土煙が溢れ出した。
「…ほっほっほ。」
『おぉー！』
土煙から現れたのはお爺さんだった。
美人さんが言うにはハンター協会会長らしい。
試験管＋会長で話し合った結果第二次試験はやり直しとなった。
ーーーーーーーー
『…無理！』
「…諦めるな、A。」
『いやだって、無理でしょ、こんなの！』
可笑しいでしょ、何で、飛び降りてクモワシさんの卵取らないとダメなのさ！
むーりーーー！！
「俺、こういうの待ってたんだ！」
『え、ちょ待っ……ぎゃー！』
ゴンがそう言い叫んだと同時にゴン達四人は飛び降りた。
…のだが、直前で私の腕をキルアとゴンが掴んだ。
つまり、絶賛二人と手を離してダイビング中！
うん、死ぬよ。これ。でも死にたくないから生きる。
そう思い、四人と同じく蜘蛛の糸を掴んだのだが…。
他の受験者達も飛び降り始め、蜘蛛の糸は引きちぎれる寸前の状態となった。
「風はまだなのかよ。」
「…待って、もう少し。」
ゴンがそう呟いた事により全員の視線がゴンに向く。
真剣な顔も眼福だなぁ…。
「…今！」
ぼんやりとしながらもその声が聞こえた瞬間に私達は飛び降り、卵を掴んだ。
ーーーーーー
「うめー！」
「まさに、幻の卵だ。」
「…Aは食べないの？」
レオリオ達が次々と感想を述べる中、ゴンがそう言う。
『いや、かぶり付いて食べたこと無くて…。』
私は自信無さげに目を逸らしてそう言った。
「まー、お嬢様だもんなー。」
キルアとレオリオが納得したようにそう言う。
「何事も経験だ。やってみたらどうだ、A。」
『…うん！』
意気込んだ私は小さく一口食べてみた。
実はこうやって食べるの憧れだったんだよねー。
下品だからだめって言われてたけど。
『美味しい！』
思わず、笑顔になった私を見てゴン達も満足気に微笑んだ。
ーーー
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メロンパン18号 - おにぎり様、作者も作ってから思いました。この子軽すぎじゃね？…と。平均体重見て直しておきます！ありがとうございます！ (2023年4月20日 15時) (
レス) id: fd8275b1aa (このIDを非表示/違反報告)
おにぎり - 面白いんですが、、、体重軽すぎではないでしょうか？もう少し重い方がいいかと、、、指摘失礼しました。 (2023年4月18日 17時) (レス) @page1 id: 951c28b3a4 (このIDを非表示/違反報告)
メロンパン18号 - ぷむむ様 ありがとうございます！誤字報告助かります！作品がお気に召したなら良かったです！！ (2023年3月15日 6時) (レス) id: fd8275b1aa (このIDを非表示/違反報告)
ぷむむ(プロフ) - エスカレーター？のとこエレベーター？ではないでしょうか！？凄く面白いです！ (2023年3月11日 10時) (レス) @page14 id: 9f20ca92d6 (このIDを非表示/違反報告)
メロンパン18号 - Kinomi 様ありがとうございます！面食いを活かして頑張ります！ (2023年1月26日 16時) (レス) id: c8b3e7a1e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：メロンパン18号 | 作成日時：2022年12月31日 23時
