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それからというもの、私達の関係はもう恋人同士ではない。
私はサーカスの動物の檻に入れられて監 禁されている。
エイジの寝室は、昼間は暑いし夜は寒い。
エイジが感情的になっては性 欲 処理に使われる奴 隷。
気付けばこんな日がもう1ヵ月も経っていた。
ご飯はエイジのものか、運がいい日には食べ残し。
貰えないときだってある。
調 教がしにくいから、と衣服や下着はない。
お風呂という、リラックス出来るものはできない。
常に監視され、時には調教される。
体重はガリガリにやせ細って、頬はもう
携帯はエイジに壊されてしまった。
腰は常に痛くて、立てない。歩けない。
檻の中で自由を奪われ、横たわって朝から晩まで過ごす日々。
助けてほしい。
でも、その方法がない。
何度も脱出を試みたが、檻は頑丈で、檻から出る時は常にエイジがいるため
逃げることなんてできない。
でも、このまま死ぬなんて嫌だ。
辺りを見渡すと、ふとエイジのスマホが目に入る。
………エイジは確かベッドの近くにスマホを置いておくタイプ。
上手くいけば脱出ができるかもしれない。
少しのチャンスを掴みとりたい。
賭けてみよう。
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作者名:ましゅたーど | 作成日時:2018年6月17日 14時