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びっくりしすぎて涙さえでない。
いっそ泣けた方がずっと楽だ。
あたしはあの日から病院へ行かなくなった。
どうしてだろう。
たぶん
これ以上傷つくのが怖いだけなんだとおもう。
ジョンインがあたしの生活に存在しない日々に慣れてきたころ
あたしはイ･スマン先生に呼びだされた。
『失礼します。』
はじめて入る社長室に緊張しながらも、なるべく平常心を保ってドアノブに手をかけた。
「おぉ、来たね。そこ座って。」
入るとすぐにスマン先生が笑顔で迎えてくれた。
うながされたソファーを見ると
あたしの他に女の子が5人座っている。
あたしも一番はしっ子のほうにちょこんと座ると
スマン先生も反対側のソファーに座って話はじめた。
「2011年、つまり来年の年始めに、君たち6人をデビューさせようと考えている。」
....あたしが...デビュー...??
「メインダンサー兼センターをカン･Aで固めて、メインボーカルを──」
信じられなかった。
ほんとに...ほんとにあたしがデビューできるの??
ずっと夢見てきたステージ。
嬉しくて嬉しくて何も考えられないよ。
スマン先生が具体的に説明してくれているのに
びっくりしすぎて上の空。
結局ほとんど理解しないまま
あたしは社長室をあとにした。
一番最初に報告したい人
『ジョンイン...』
真っ先に駆け付けて
報告したかったな。
でも
今のあたしにジョンインに会う勇気なんてない。
ゆっくりと練習室に戻ると、ユアがダンスの練習をしていた。
ユアは、このことをどう受け止めてくれるのだらうか。
心のどこかで
もう親友でいられなくなっちゃうんじゃないか
そんなことまで考えちゃっていた。
あたしが入ってきたことに気づくと
音楽をとめて駆け寄ってくるユア。
ﾕｱ「遅かったね。話ってなんだったの??」
滴り落ちるほどの汗を吹きながらあたしの隣に座るユア。
『うん....』
言うべきか迷った。
けど
いずればれること。
あたしは話すことにした。
『デビュー、決まったの。』
そういうとすごく驚いた顔をするユア。
そしてパァーッと笑顔になって
いきなり抱き締められた。
ﾕｱ「おめでとうじゃん!!!!!!!きゃーっ!おめでとーっ!」
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千尋(プロフ) - めちゃ泣けますね涙 私好き嫌い激しいんですが、この小説好きです！ (2013年1月14日 10時) (携帯から) (
レス) id: 6a68126c1d (このIDを非表示/違反報告)
はるべくたん(プロフ) - 今夜は少しやらなければならないことがあるので更新できませんTTごめんなさい (2013年1月14日 4時) (携帯から) (レス) id: 66ea86e1d6 (このIDを非表示/違反報告)
ハヌ(プロフ) - 感動です！涙ボロボロでました。更新頑張ってください！ (2013年1月13日 19時) (レス) id: 69f0a0ce41 (このIDを非表示/違反報告)
はるべくたん(プロフ) - おはようございます´｀もう一個書いたんですが容量オーバーなので移しますね〜(明日)。みなさん感想ありがとうございます^^* (2013年1月13日 6時) (携帯から) (レス) id: 66ea86e1d6 (このIDを非表示/違反報告)
てむりな - 泣いてしまいました pq 感動です pq これからの展開楽しみにしてます ^^ (2013年1月13日 0時) (レス) id: b0e7d44026 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はるべく. | 作成日時：2013年1月7日 21時
