第15話 ．監督を任せた理由 ページ16
.
響木「何故、久遠を監督にしたか、か…」
A「はい」
久遠監督との初日の練習の後
辺りは暗くなり星が夜空に輝く時間に私は雷雷軒を訪れた
A「響木さんが久遠監督をイナズマジャパンの監督に選んだんですよね?」
響木「あぁ」
A「確かに、監督のだす指示は的確です。でも、ネット上にデータがないなんて怪しすぎます!
響木さんは知ってるんですよね、久遠監督の過去を」
響木さんは厨房でラーメンを作っている
そして、私の前にラーメンを置いた
響木「まぁ、とりあえず食え」
A「い、いただきます…」
しぶしぶ、箸をとり
ラーメンを一口すする
A「んんっ!! お、おいしい!!!」
響木(ニッ
本当においしいっ
………じゃなくて
A「話、ずらそうとしましたね?」
響木「ばれたか」
A「ちゃんと質問に答えてください」
響木さんはしばらく考え、腕組みをする
響木「…………」
A「響木さーん…?」
久遠監督の過去を言うか言わないか悩む ………
ではなかった
響木「うむ………」
今度は新聞を読み出した
A(ズルッ!
ドテンっと、派手に椅子から落ちる私
響木「大丈夫か?」
呑気に私を見下ろす響木さんに、そろそろ腹が立ってきた
A「いい加減にしてくださいっ!! どうして教えてくれないんですか!?」
バッと立ち上がり響木さんに詰め寄った
A「私、チームの役に立ちたい…チームの為に働きたいんです! だから、お願いします…!」
最後の願いを込めて、響木さんに頼む
響木「オペレーターらしくなってきたな」
A「え…?」
響木「まぁいいだろう。どちらにしろ、いつかは話すことだ」
A「響木さん…!」
.
.
A「久遠監督にそんなことが…」
響木「あぁ、これからどうするかはお前次第だ」
私次第か…
A「ありがとうございました!」
ペコっとお辞儀をして立ち去ろうとする
A「あ、ラーメン美味しかったです!」
響木「おう」
ニッと響木さんのような笑顔をし、店をでた
.
ーー
響木SIDE
「うっ……うぅ…」
Aが店から出た後、急な発作が俺を襲う
「ぅっ…はぁ…はぁ」
まだ、くたばるわけにはいかないんだ
彼奴らが世界にいくまでは
「歳には勝てんな…」
久遠に監督を任せたのは、それだけの理由ではないからなA…
.
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風丸一朗太
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ひこ(プロフ) - 君へ最期の告白をのパスワードを教えて下さい。 (2015年9月3日 13時) (
レス) id: 1537d6fa81 (このIDを非表示/違反報告)
rena(プロフ) - フィディオ！でお願いします (2014年7月13日 12時) (レス) id: 7a7256b267 (このIDを非表示/違反報告)
美愛(プロフ) - うん… すっごくめんどー！ 月に2かい以上は必ず迷子になってるよ… 誰かと一緒じゃないと迷子に… (2014年6月7日 17時) (レス) id: 3b014cee56 (このIDを非表示/違反報告)
青(プロフ) - あんみつさん» ありがとうございます！これまで応援してくださったあんみつsには感謝してます！続編でもよろしくです(・ω・)ノ (2014年6月4日 15時) (レス) id: 0c5c6eb1f0 (このIDを非表示/違反報告)
あんみつ(プロフ) - 続編ｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━!!楽しみです!!次回予告見てわくわくしてます!!続編頑張ってください!!p(＃^▽ﾟ）q ﾌｧｲﾄｯです!!♪ (2014年6月4日 7時) (レス) id: 2338d07a6e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：青 | 作成日時：2014年5月1日 17時
