可愛かったから ニノside ページ42
ニノ「………っ、な、////」
智「……ん？笑」
ニノ「…いや、ん？じゃなくて、何でそんなも ん持ってんだよ！////」
慌てる俺とは反対に、手に持ってるものを俺の前で揺らして嬉しそーな大野さん。
智「……ふふ、だって可愛かったから笑
向かい合っててー、んでニノの腕がぁ……
ニノ「あーもう、説明すんな！！///
見りゃ分かる！！そうじゃなくて、何で んなもん撮ったのか聞いてんだよ。」
智「……だから、可愛かったからしょうがねー べ……？」
ニノ「……いや、そうじゃなくて…。
………つーか、消せよ、それ！！」
えー。可愛いーのにー。ってブツブツ言ってるリーダー。
やっぱバカなんすかね。んなもん撮ってどうすんだよ。
リーダーの手に握られたケータイ。
……のアルバムに収められた、俺とAがすげー近い距離で向かい合って寝てる画像。
智「………消したくねー。
誰にも見せねーから、いいでしょ？」
まだ言ってるよ。あーもう、イライラしてきた。
……あれ？………ちょっと待てよ。
ふっと頭によぎった考えにサーッと血の気が引く。
ニノ「……ね、リーダー起きたのっていつ？」
智「……うーん、時間は覚えてねーけど、翔 ちゃん達よりあと。それがどーした？」
ニノ「……いや、リーダー以外に、その、見 てる人いるんじゃねぇかって……。」
智「……んー、それはわかんねーけど、カーテ ン閉めてて暗かったし大丈夫じゃない？
俺は、自分が最後だと思ってカーテン開 けたから、たまたま見ちゃったけど。」
……だといいんすけどね。
ほら、相葉さんとかに見られてたらもう地獄よ？だってさ、、
雅紀「……ただいまー！！！
リーダーいるー！？？ちょっと来てー！」
ほら、もう。噂をすれば。
智「…あ、帰ってきた。
じゃあ俺先行くから。ニノも降りといで。
もうちょっとで昼飯だべ？笑」
ニノ「……あぁ、わかった。」
ケータイをポケットに閉まって部屋を出て行ったリーダー。
……ん？…何か大事なこと忘れてるような、、
ニノ「………あ、おいっ！！！
消してねーだろ！！写真っ！！！」
俺は、バタバタと階段を駆け下りる。
と、思わぬ人と出くわした。
『……写真？写真がどうかしたの…？』
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作者名：chantilly miel | 作成日時：2017年2月20日 19時
