このままでいたい｡оﾟ (ページ37)

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つっかれたぁ…　　　　智side ページ37

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““““““…………ハァー。””””””

俺らの溜め息が響く店内。
割れた窓ガラスから覗く空は、すでに明るくなり始めてた。

ニノ「…………なぁに泣いてんの笑
　もう怖くないでしょ？
　あぁもう、ほら。怖くない怖くない。」

ふっと耳に届いたニノの優しい声。

見ると、Aちゃんを抱き込むようにして、小さい子をあやすみたいにとんとんっと背中を叩いてるニノ。

よっぽど怖かったんだと思う。
Aちゃんは、ニノの肩に顔をうずめて、小さく震えてるように見えた。

しばらくは、誰も何も声をかけることはできなかった。でも……

『………………ぁ、ごめんニノ…。』

グズッと鼻を啜ったAちゃんが顔をあげる

『………服に、鼻水ついちゃった…。』

ニノ「………は？
　まじか！！おま、これ俺の一張羅！！」

ボソッとそう言ったAちゃんに、大袈裟に慌ててみせるニノ。

『…へへ、ごめん。笑』

と、そう謝ったAちゃんの顔は涙の跡でぐちゃぐちゃだったけど、笑顔で。

正直ほっとした。
それは他の４人もおんなじだったみてーで、みんなの顔がふっと緩むのが分かった。

雅紀「………あーーー、つっかれたぁ！！！」

それを見計らったように、相葉ちゃんがその場に大の字に寝っころがる。

翔「………マッジでつかれたな、ほんと笑」

智「しばらくはみんなで、ゆっくり休むべ？」

ほんとに疲れてるみんなに、俺はそう提案した
けど、、、

潤「………ざんねーん。そうもいかないっすよ？笑」

カウンターに寄りかかって座り込んでた松潤が、呆れた顔で笑った。