目が合わない ページ5
ヨンジュンside
「おはようございまーす。」
メイクルームに入るとAヌナがいた。Aヌナの笑顔を見るとすごく気分が良くなる。
でも今日はいつもの笑顔ではなく笑っているけど何かが違う笑顔だった。
何かあったのかな?と少し心配になった。昨日会ってた後に何かあったんだろうか…。
撮影中の休憩時間
スビ「ヨンジュニヒョン。Aヌナなんか変じゃないですか?」
「やっぱりそう思う?」
ボム「そうですか?さっき僕と冗談言ってふざけてたんですけど普通でしたよ?」
スビ「はぁ〜…変だよ。なんかわらないけど…ヨンジュニヒョンに対してな気がします。何したんですか?」
凄い疑いの眼でスビナが見てくる。
「え?…やっぱりそうかな?…ちょっとそんな気はしてたんだ…。何もしてないんだけどな…目を合わせてくれない気がする…。」
スビ「本当に何もしてないんですかぁ?」
まだまだ疑いの眼で見てくるけど思い当たる節はない。
スタッフ「撮影再開しまーす!」
スタッフに呼ばれメイク直しが入るのでAヌナがメイクを直しに来る。タタタッとAヌナが近づいて来る僕のメイクを直して足速に他のメンバーの元に行ってしまった。やっぱり目を見てくれない…。
嫌われたのかな…?昨日僕何かAヌナに嫌われるような事しちゃったのか?考えてみても全くわからなかった。
(…もし嫌な事をしてしまったんだとしたら謝りたい…本人と話をするしかないか…よし。)
撮影が終了した後マネヒョンには駐車場でちょっと待ってもらいAヌナと少し話そうと片付け中のAヌナを手伝いに行った。
ガチャ…
「お疲れ様です…」
メイク室を覗くと撤収中のスタッフ達の中にAヌナの姿が見えなかった。近くのスタッフにAヌナどこに行きましたか?と聞くとヒュニンカイの忘れ物を届けに駐車場に行ったと言われた。すれ違ってしまった。また僕は駐車場へ向かう。駐車場へと向かう廊下で正面から歩いてくるAヌナがいた。
Aヌナ「あ、ヨンジュンさん!これヒュニンカイさんの忘れ物なんですけどもう帰っちゃってて…ヒュニンカイさんに渡してもらえますか?」
やっぱり目をあんまり見てくれない。
「わかりました。渡しておきます。あの…Aヌナ…僕何かAヌナに嫌な事してしまいましたか?」
Aヌナ「え?そんなことしてないですよ?」
「本当ですか?じゃなんで目合わせてくれないんですか?」
Aヌナ「そ、それは……えっと…」
僕は何をしたんだろう?
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作者名:ちび | 作成日時:2022年5月22日 1時