９話 ページ11
221Bの部屋に着き、昨日渡された鍵を使い扉を開く。
貴女(昨日のオーディションの事もあってちょっと緊張するな〜)
心を落ち着かせながら階段を登り、ゆっくり部屋の扉を開く。
ガチャ
貴女「お、おはようございます！
今日からお世話になります！
・・・ってあれ？」
辺りを見渡すが昨日と同様、物が散らかっているだけで誰も居なかった。
貴女(どこに行ったんだろう・・・)
今の時刻は10時。
朝ご飯や昼食にしては微妙な時間だ。
色々と考えていると、誰かが階段を登ってくる音が聞こえてきた。
ガチャ
シャル「お、もう来てたのか」
貴女「シャーロックさん！どこに行ってたんですか？」
シャル「ん？あ〜、ちょっと用事がな・・・」
と斜め上を見ながらボソボソと言う。
貴女「怪しい・・・」
シャル「な、なんも怪しくねーって！」
貴女「それに、心配しなくても勝手に人の心情を見たりしませんよ」
私にだってそれくらいのデリカシーはあります、と少し強めに言う。
シャル「・・・意外だな」
貴女「シャーロックさんは、私を何だと思ってるんですか！？」
シャル「シャルでいい」
貴女「突然ですね！？」
まあ、分かりましたと言い、何故だかわからないが少し緊張しながら言う。
貴女「・・・シャル」
恥ずかしくなり、少し下を向く。
シャル「・・・良いな、なんか」
貴女「それは・・・良かったです」
シャル「じゃあお前の事もAって呼ぶからな」
貴女「じゃあの意味がわからないですけど、たしかになんだか良いですね」
と、自然と笑顔になりながら、シャルの顔を見上げた。
シャル「っ！・・・・」
貴女「どうかしましたか？」
いきなりシャルが顔を、勢いよく横に向けた。
シャル「何でもねぇよ！」
貴女(なんで半ギレ・・・？)
意味がわからないな〜、と思っていると
ハドソン「あら、エレノアさん！」
貴女「ハドソンさん！おはようございます！」
ハドソン「おはようございます！・・・ところで、シャーロックを見ませんでした？」
貴女「はい？」
見なかったもなにも、ここに居ますよと言いかけるが、
貴女(あ、あれ！？)
さっきまで居たはずのシャルが居なくなっていた。
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姫(プロフ) - 華音さん» この作品を読んで下さった事と、間違いを訂正していただきありがとうございます！！ (2021年9月13日 20時) (
レス) id: b6627326cf (このIDを非表示/違反報告)
姫(プロフ) - ラップじゃない、カツラップだYO！さん» 楽しみにしていただけて嬉しいです！！そして更新が遅くなりすみません。9月中間辺りには再開出来ると思いますので気長にお待ち頂けると嬉しいです！頑張ります！！ (2021年9月13日 20時) (レス) id: b6627326cf (このIDを非表示/違反報告)
姫(プロフ) - O1a89TfQxdso0AEさん» そう言っていただけて嬉しいです！！ウィリアム達の登場も張り切って書かせて貰おうと思います！！ (2021年9月13日 20時) (レス) id: b6627326cf (このIDを非表示/違反報告)
華音(プロフ) - 初めまして（＾ν＾）憂国のモリアーティ大好きで読ませて頂いております。ただ、2話目が抜けていますよ｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡見直してみて下さいね♪ (2021年9月13日 15時) (レス) id: 85eea2d6ee (このIDを非表示/違反報告)
ラップじゃない、カツラップだYO！(プロフ) - 続きがとても楽しみです！更新頑張ってください！ (2021年8月12日 15時) (レス) id: 206c89cdd5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：姫 | 作成日時：2021年2月28日 21時
