《名探偵コナン》

#8 ページ8

「させるか！！」




コナンは、そばにあったカンを思い切り蹴飛ばした。




「ぐあっ！？」ガンっ




連れ去ろうとする仲間の頭部にカンが当たる。




「コナン、後ろだ！！」



ヌッ



「終わりだ」カチッ


「しまっ」



バチィィッ！！



目の前に青い電流が迫り、コナンは意識を失った。



・


「....コナ.....くん！起きてください、コナンくん！」


「う.......っ」


「良かった！目が覚めた！」




歩美ちゃんがコナンに駆け寄る。




「Aさんは？」


「怖い男の人達に、車で連れていかれました」


「あの姉ちゃん大丈夫かな......」




げんたも心配そうに呟く。




「安心しろ。AさんにＧＰＳつけといたから、これで解るはず.........あった！」




追跡メガネのスイッチを入れると、Aさんの位置が直ぐに解った。



「あとは安室さんに連絡しとくか.......」ﾋﾟｯ




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