《名探偵コナン》

#7 ページ7

「次はどこに行くんだ？」


「どこかいいところないかなー？」



歩美ちゃんが、私のために一生懸命考えてくれてる.....！


嬉しい！！(*´∇｀*)ﾊﾟｧｧ




『じゃあ、お姉さんと公園行く？』


「うん！行きたい！」


「行きましょう！」


『近道知ってるからついてきて！』


「「「はーい！」」」




少年探偵団は元気よく返事をした。




−路地裏−


「.....ねぇ」


『？ 何、哀ちゃん』


「本当にこの道で合ってるの？何だか人通りが少ない気がするんだけど」


『大丈夫だよ。かえって人通りが多かったら、歩きにくいでしょ？』






「ほーんと、どうしてこんな拉致やすいとこ歩くかねぇ？」





その時、陰から大勢の男たちが出てきた。





『！？』ばっ


「ぁぁ....っ」ｶﾞﾀｶﾞﾀ


『皆は下がって』





私は子供たちをかばうようにして立ちはだかる。





「.....おいおい、やべーんじゃねえのか？この状況」ﾎﾞｿｯ


「......みたいね」





「ガキどもは姉ちゃん置いて家に帰んな。黙って帰れば何もしないでおいて.....がっ！？」





私は、目の前にいた男にパンチを食らわせた。





―――――――ドサッ。





「なっ......！？」




コナンや灰原が驚きの声をあげる。






『調子のってんじゃないわよ。あんた達に負けるわけないでしょ』キッ




私は、男達を睨んだ。




「くそっ......やれえ！！」ばっ




スッ、、、、



シュッ......ドサッ。




「がっ......！？今、何を......」


『さて、何をしたでしょう。これ以上怪我をしたくなければ退行することね』







「きゃぁぁぁっ！！」


『！』


「歩美ちゃん！！」


「この子を傷つかせたくなければ、動くな」


『くっ......！』






コナンside


「きゃぁぁぁっ！！」


「歩美ちゃん！」


『くっ.......！』





どうする......！



どうするこの状況.......！！



歩美ちゃんは人質だし、Aさんも動けそうにない。



どうすりゃいいんだ.....！！







「おとなしくしてもらおうか」ザッ




ばっ




『ん"っ！？』





なにこれ、なんか......眠......く......





――――――――ドサッ。





「Aお姉さん！！」





「出すぞ」 「はいよ」



「させるか！！」カチッ




コナンは、シューズにスイッチをいれた。


バリバリ、という音が辺りに響く。


そして、近くにあったカンを思い切り蹴飛ばした。

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