3・セカイの嫌な予感 ページ10
夢主視点
『…』
ゾクッ
『嫌な予感…?』
バサッバサッ
『モラク?』
モ『大変だ!西のガトー火山の守り神が復活した!』
『あそこの守り神がっ!?』
モラクからの報告で、何かがこれから起こる事が分かった。
ガトー火山の守り神は、特殊で何万年かに一度だけ復活するのだが、約10年前に復活し、私達が封印したばかりなのだ。
『おかしい…復活はないはず…』
モ『ちょっと用意したほうがいいぞ…A』
『そうだね…』
プルルルル
モ『?もしもし』
『……』
モ『そうか…報告ありがとう』
『なんて?』
私は何気なく聞いた。
モ『東の海に、オクトペル復活、南の山に、オーコンガ、復活、北の大地にユズガグマ復活、そして…
世界樹の守り神ガーリー復活の予兆あり
だそうだ…』
『!?嘘…』
世界樹の守り神ガーリーは、この世界この宇宙で最強と言われている。
そんな最強の神に太刀打ち出来る、生物、神はいないのだ。
『はぁ…でもまだ予兆だからね。』
モ『そうだな…よし!ちょっと、周辺の森探索に行ってくる!』
『…私も伝説見直してくるよ!』
夢主視点
家の地下図書館
『えっと〜…あった!』
取ろうとした時、
ドサッドサッ
『ん?』
人が落ちて来たような音がした。
見に行ってみると、焦げ茶色の髪をした女の子と、黒い髪をしたモブ顔の男が倒れていた。
『見た事ない顔だなぁ…苦しそうだし寝かせてあげよ。』
浮遊魔法で、2人を浮かせ瞬間移動をして客室に寝かせた。
『ふぅ……この2人も“あれ”の予兆なのかな…』
そう言って、2人を横目に、本をめくると
なにも書かれていなかった。
『?何故……』
中身は、白紙だ。
なにも書かれていない。
めくってもめくっても…
『これじゃ、ヒントを得られない……はぁ…困ったなぁ』
私は、この事を知らせるために、モラクに念話で伝えた
《おーいモラク》
モ《何?》
《あのね……》
少女説明中…(^。^)
モ《そっか…ていうかそっちにも落ちて来たんだ?》
《モラクも?》
モ《そうそう、こっちは、すごい魔力を持ってる男の人と男の子が落ちて来た。》
《おっ…やっぱなんかの予兆かなぁ…》
モ《多分ね…あっ家見えて来たから切るよ?》
《寝かせる準備しとくね〜》
ブチッ
寝ている2人の方を見る
少し頭を2人共打っているようだ。
回復魔法で回復してあげたと同時に、モラクが帰ってきた。
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作者名:きな粉もち猫 | 作成日時:2022年4月8日 23時