目黒蓮くんは体が弱いらしい。 Part 2

過呼吸の目黒くん。 ページ30

Meguro side


｢...はあ、｣


最近、色々考えて不安になることがある。


SnowMan として足引っ張ってないかなとか、

ファンの人は加入のことどう思ってるのか未だに気にするし、

ずっと楽しいと思いながらやってたこの仕事が、いつしか苦痛にしかならなくなった。


夜も寝れないし、ご飯も喉を通らない。

呼吸が乱れることもしばしばある。

...俺、壊れかけてるのかな。


今日も仕事嫌だな、なんて思いながらも、

いつも通り騒がしい楽屋のソファーでぼーっとする。


そんな時、阿部ちゃんが来てくれた。


亮｢目黒、最近浮かない顔してるけど...どうした？｣

｢あーえっと、眠いなーって...｣

亮｢あははっ、何それ笑｣


我ながら下手くそだよな、嘘。

まあ別に上手くなろうとは思わないけど。


｢...阿部ちゃんはさ、｣

亮｢ん？｣

｢...やっぱ、なんでもないです笑｣

亮｢...寝ぼけてんのか？笑｣


阿部ちゃんは、この仕事を辞めようと思ったことあるかなんて聞けるわけないよね。


｢...っ、｣


ほらまた。なんとも言えない気持ちが襲ってくる。

俺、もうこの仕事辞めたい。、

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