目黒蓮くんは体が弱いらしい。 Part 2

喘息の目黒くん。 ページ24

Meguro side


｢ごほっ、ごほっ...｣

ラ｢めめ？風邪？｣

｢...ごほっ、いや...｣


風邪じゃないことは分かってる。

この息苦しさ、咳、...喘息の症状。

朝吸引してきたのにな。



以前言わなくてぶっ倒れて、みんなに心配かけちゃったからな...

今回は素直に言うしかないか。


｢......あの、ごほっ...｣

翔｢ん？どうした目黒？｣

｢ごほっ、ごほっ...喘息...｣

照｢え、目黒喘息の症状出てんじゃん。大丈夫か？｣

康｢いや、大丈夫やなさそう。...めめ、1回座ろ。｣


康二に支えられてソファーに座る。

やばい、結構辛い...


亮｢今日の雑誌の撮影、延期は難しいみたい...｣

涼｢でも、目黒このままだったら...｣


みんなが苦痛の表情を見せる。

吸引器片手にしてれば、雑誌の撮影はできる。


｢...やります、...ごほっ、大丈夫...ごほっごほっ、｣

ラ｢いやでも...｣

｢...吸引器っ...ごほっ、もつ...ごほっ...｣


話すのも辛い。


今日雑誌の撮影なの不幸中の幸いだな。

これ少クラとかだったら本当にやばい。


吸引器を片手に持つということと、

できるだけ無理しないってことを約束にして雑誌の撮影をすることになった。

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