6話 ページ7
｢……お城？｣
逆巻の家は洋風な建物だった
｢大きい……｣
私の家は2階とかは無いけれど広い
｢……｣
車から、半ば強引に降ろされ
今に至る
とりあえず、ノックでもしようか……
ﾄﾞﾝﾄﾞﾝ
｢……開いた｣
…でも、誰もいない？
あ、ソファ………
ん？
｢アヤト…｣
ア｢あ？誰だよ……って、風紀委員？｣
｢うん……今日からここで…私も暮らす…｣
ア｢へぇ……そりゃあ…いい｣
その時のアヤトの顔は、獲物を捉えた猛獣の目をしていた
｢…っ……｣
シ｢もう、着いていたのか｣
｢…シュウ｣
いつ来たのか、気付かなかったけどシュウが私の後ろに立っていた
ア｢あ？…ﾁｯ…シュウかよ……｣
アヤトは機嫌を悪くしたのか、ソファから退き階段を登って行った
｢………お世話に…なります…｣
シ｢ｸｽｯ…ああ｣
レ｢………雪乃さん｣
｢………レイジ…｣
まーた、いつの間にかいた
レ｢…部屋に案内します…｣
｢あ、お願いします…｣
シ｢レイジ｣
シュウがいきなり、声を出すから私はびっくりした
レ｢はい？｣
レイジはそれに不機嫌そうに返事をする
この兄弟…ほんとに仲が悪い……
シ｢俺が…部屋まで連れてく｣
レ｢……なら、頼みました…｣
レイジはすんなり私をシュウに任せた
そして、一瞬にして去った
シ｢行こうか……｣
｢……うん｣
すると、シュウが…
手を出してきた
なにか、欲しいのかな？
｢なに？｣
シ｢手、かせ｣
え……？
言う前に強引に手を取られ、シュウの大きい手に私の小さな手は包まれた
シュウの手…冷たい……
シ｢お前は…俺のモノだからな……｣
｢……え……？｣
シュウは、それっきり部屋に着くまで喋らなかった
☆☆☆☆
次の話は、なんか少しだけ甘い感じになりました……
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ザッハトルテ(プロフ) - きうさん» えっ、ありがとうございます(そーいうの好きです) (2021年3月7日 0時) (
レス) id: 68d29d9508 (このIDを非表示/違反報告)
きう - あっ、好き（突然の告白） (2021年2月8日 1時) (レス) id: 020f8e08d5 (このIDを非表示/違反報告)
ザッハトルテ(プロフ) - 美雪さん» コメントありがとうございます！かなり亀更新ですがこれからも見てくださると幸いです！ (2019年5月14日 20時) (レス) id: f3211617b1 (このIDを非表示/違反報告)
美雪 - 元 黒猫です名前 美雪に変えました。夢主さんがどうなるのか気になります…更新楽しみにしています!あ、無理はなさらないでくださいね… (2019年5月13日 20時) (レス) id: 7de484a00f (このIDを非表示/違反報告)
ザッハトルテ(プロフ) - 黒猫さん» コメントありがとうございます！更新頑張ります！これからは頑張るつもりですので…… (2019年4月14日 20時) (レス) id: f3211617b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ザッハトルテ | 作成日時：2019年1月2日 0時
