42話 ページ43
｢っ……｣
急いで首元を手で覆う
コ｢ふふっ………ルキくんでしょ？｣
｢………｣
コ｢あれ？だんまり〜？僕に隠し事しようとしてるの？？｣
｢昨日………噛まれた｣
正直に言うと、コウは口角を上げた
口角を上げただけで目は笑っていない
コ｢じゃあ…さ………
.
.
.
.
＿＿＿僕にも吸わせてよ………｣
｢えっ………｣
コウは何も言わず、じりじりと近づいてくる
とうとう目と鼻の先にコウが来てしまった
もう逃げられないと本能が分かっている……
コ｢ふふっ………いただきまぁす♡｣
＿＿＿＿ガブッ……
コ｢ｼﾞｭﾙｯ………ｼﾞｭｯ………ｺﾞｸ………｣
｢ん……いっ………やめ…………｣
コウの綺麗な髪が私の首元に埋まっている
コ｢なにこれ…………あまぁい……
でも………冷たい………舌が凍っちゃうよ……｣
それでも尚且つ吸血を辞めないコウ
｢やめて………やめ…て………｣
あまりにも強く抱き締めながら血を吸うものだから少し苦しくなる
コ｢あ……ごめんね………痛かった…？？｣
｢ん………｣
あれ………血を吸ってた時は正気も無くなって、今にも貪り尽くされそうな勢いだったのに…
｢ねぇ………コウ｣
コ｢ごめんね……雪乃ちゃん……｣
｢ありがと………辞めてくれて…………｣
コ｢////｣
なんか、顔赤くない……？？
コ｢(え、この僕が女の子に振り回されてる…！？
いやいや…そんなことない…………
けど……雪乃ちゃんはほかのと違う…
そばに置いておきたいなぁ………)｣
｢(………シュウに会いたい…)｣
コウの気持ちも知らずに、月を眺める
｢(そういえば…シュウと空を飛んだことあったっけ
………シュウ……月が綺麗だよ………
早く………迎えに来て…………)｣
〜
シュウside
ﾁｯ………
雪乃がいない学校なんて楽しくも何ともないし
いる意味すら感じない
＿＿＿＿………よ………ど………ろよ！！
あ…？なんかうるさいんだけど………
＿＿＿…けろよ！ニート！！
こいつ………無神…？
シ｢先にいたの……俺だし………｣
ユ｢んなの、知らねーよ！どけろよ！｣
シ｢それより………｣
俺は奴の胸ぐらを掴み壁に追いやった
シ｢雪乃は…………｣
ユ｢…………｣
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ザッハトルテ(プロフ) - きうさん» えっ、ありがとうございます(そーいうの好きです) (2021年3月7日 0時) (
レス) id: 68d29d9508 (このIDを非表示/違反報告)
きう - あっ、好き（突然の告白） (2021年2月8日 1時) (レス) id: 020f8e08d5 (このIDを非表示/違反報告)
ザッハトルテ(プロフ) - 美雪さん» コメントありがとうございます！かなり亀更新ですがこれからも見てくださると幸いです！ (2019年5月14日 20時) (レス) id: f3211617b1 (このIDを非表示/違反報告)
美雪 - 元 黒猫です名前 美雪に変えました。夢主さんがどうなるのか気になります…更新楽しみにしています!あ、無理はなさらないでくださいね… (2019年5月13日 20時) (レス) id: 7de484a00f (このIDを非表示/違反報告)
ザッハトルテ(プロフ) - 黒猫さん» コメントありがとうございます！更新頑張ります！これからは頑張るつもりですので…… (2019年4月14日 20時) (レス) id: f3211617b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ザッハトルテ | 作成日時：2019年1月2日 0時
