39話 ページ40
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＿＿＿目が覚めたら見たことの無い天井が広がっていた
ル｢気がついたか｣
大きなベッドに寝かされていた
そして、すぐ近くに腰掛けていたルキ
｢ここは…｣
ル｢俺たちの家だ…突然だが、お前には人質になってもらう｣
｢それは……小森さんを誘き出すために……？｣
ル｢ああ｣
こいつ…色んな意味で真っ直ぐだな………
｢シュウ……に会えないの………｣
ル｢逆巻の奴らには渡さない｣
イヴを手に入れるまではな
と言い残し、部屋を出た
すると、直ぐにまた誰かが入って来た
ユ｢起きたかー？飯だぞ｣
｢ユーマ……｣
なんでだろ……彼だけは………
｢………違う｣
ユ｢あ？なんか言ったか？それより飯だぜ！早く行こーぜ！｣
無理やりベッドから引きずり出してまたも横抱きにされる
｢なっ……！｣
ユ｢オメーとろいんだよ！持ち運んだ方がはえー｣
｢…………｣
なんか……暖かい………
＿＿＿＿
in 食卓
｢…………｣
有無を言わさずユーマに席に座らせられた
ア｢……君が…雪乃？
俺は……アズサ………4男………｣
｢アズサ……ね…｣
よろしくする気はサラサラないんだけどねこっちは
｢……｣
ユ｢何してんだ？食わねーのか？｣
｢えっ……｣
ぼーっと考えていたら、ユーマが私にエビフライの乗った皿を寄越してきた
1つ取って口に運ぶ
毒の可能性も捨てきれない……と思ったが……
｢ん……おいしい………｣
ユ｢だろ？俺が作ったんだからな！｣
そんな考えを吹き飛ばす位に美味しかった
コ｢あ！やっと笑った……｣
｢……｣
何も言わずにやり取りを見ていたコウが口を開いた
コ｢……ずっとここにいれば良いのに……｣
寂しそうな顔をして言うコウはずるいと思う
｢……でも…私は小森さんをおびき寄せる為の人質でしょ………
私には……なんにも…特別なものなんて無いから…｣
ユ｢まぁ…そんな固いこと言うな！｣
ア｢そうだとしても………雪乃は…俺たちの家族…｣
『家族』
｢………｣
ユ｢そうそう！同じ飯を囲めば皆家族だっ！｣
『家族』＿＿＿＿
そういえば…昔は一緒にご飯を食べることもなかったかもしれない
いつも……1人だったかもしれない…………
｢ちょっと………見直した｣(ﾎﾞｿｯ)
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ザッハトルテ(プロフ) - きうさん» えっ、ありがとうございます(そーいうの好きです) (2021年3月7日 0時) (
レス) id: 68d29d9508 (このIDを非表示/違反報告)
きう - あっ、好き（突然の告白） (2021年2月8日 1時) (レス) id: 020f8e08d5 (このIDを非表示/違反報告)
ザッハトルテ(プロフ) - 美雪さん» コメントありがとうございます！かなり亀更新ですがこれからも見てくださると幸いです！ (2019年5月14日 20時) (レス) id: f3211617b1 (このIDを非表示/違反報告)
美雪 - 元 黒猫です名前 美雪に変えました。夢主さんがどうなるのか気になります…更新楽しみにしています!あ、無理はなさらないでくださいね… (2019年5月13日 20時) (レス) id: 7de484a00f (このIDを非表示/違反報告)
ザッハトルテ(プロフ) - 黒猫さん» コメントありがとうございます！更新頑張ります！これからは頑張るつもりですので…… (2019年4月14日 20時) (レス) id: f3211617b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ザッハトルテ | 作成日時：2019年1月2日 0時
