35話 ページ36
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｢シュウ………シュウ………ありがとう………｣
目にたくさんの涙をためて、雪乃はシュウの腕の中で繰り返した
シ｢1人で…悩むな………｣
ア｢はぁ〜……お前のせいで俺様の貴重な時間が減っただろ？責任取れよな……｣
カ｢全くです……テディ…お腹すいたでしょう？早く雪乃さんの作るクッキー…食べたいですよね？｣
ラ｢んふっ……僕達にここまでさせた代償は大きいよ…？｣
三つ子なりの『心配』の気持ち……
ス｢心配かけんなよ……お前がいないとコイツらうるせーから…｣
優しくてちょっと照れ屋なスバル
レ｢もう雪乃さんがいないと逆巻家は成り立たないんです……その事をどうか忘れないように…｣
真っ直ぐな言葉をかけてくれるレイジ
シ｢お前には俺も……兄弟達もついてる……
勝手に出て行ったりしたら……分かってるよな？｣
大きくてカッコイイ私の彼氏
｢みんな……ありがとぅ……ﾋｸﾞｯ｣
＿＿＿ただ…この時間は……長くは続かない…
｢今日…は……満月…だね…｣
誰も何も喋らない車の中で雪乃はポロッと口を零した
シ｢ああ………｣
レ｢私達のような純血のヴァンパイアにとって…この日は最も力が劣る日……｣
ラ｢んふっ……だからホントはこんな日に外出なんてしないんだけどね〜｣
ス｢ま…緊急事態だし……仕方ない…｣
すると
ｷｷｨｰｯ!!!
車が急ブレーキを踏んだ
｢えっ……何…｣
急いで車の外から兄弟含め私も降りた
｢なんで…車を降りたの……？｣
レ｢使い魔が…このようなブレーキを踏んだことが今までにありませんし
魔界を通ってきているので普通は事故など起きないのです……｣
｢なるほど………｣
シュウは私を後ろにして、辺りを確認していた
＿＿＿さすがは逆巻だな
＿＿＿まぁ…この程度のこと気づかなかったら終わりだけどな
＿＿＿2人とも感心してる場合じゃなくなーい？
＿＿＿イヴは……いないね………
4人の男の声が頭上から降ってきた
ア｢てめぇら……一体…｣
？｢ﾁｯ……イヴは…乗ってなかったか………｣
？｢出直すか？ルキ｣
？｢あれ？……でももう1人女の子がいる〜
ていうか…イヴよりこの子の方が僕好みなんだけど｣
？｢帰ろう………｣
｢っ………｣
4人の顔があまり見えなかったけれど
赤い瞳が私を見据えていたことだけは分かった
シ｢雪乃は…渡さない………｣
☆☆☆☆☆
本編無視が酷すぎますね٩(ˊᗜˋ*)و
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ザッハトルテ(プロフ) - きうさん» えっ、ありがとうございます(そーいうの好きです) (2021年3月7日 0時) (
レス) id: 68d29d9508 (このIDを非表示/違反報告)
きう - あっ、好き（突然の告白） (2021年2月8日 1時) (レス) id: 020f8e08d5 (このIDを非表示/違反報告)
ザッハトルテ(プロフ) - 美雪さん» コメントありがとうございます！かなり亀更新ですがこれからも見てくださると幸いです！ (2019年5月14日 20時) (レス) id: f3211617b1 (このIDを非表示/違反報告)
美雪 - 元 黒猫です名前 美雪に変えました。夢主さんがどうなるのか気になります…更新楽しみにしています!あ、無理はなさらないでくださいね… (2019年5月13日 20時) (レス) id: 7de484a00f (このIDを非表示/違反報告)
ザッハトルテ(プロフ) - 黒猫さん» コメントありがとうございます！更新頑張ります！これからは頑張るつもりですので…… (2019年4月14日 20時) (レス) id: f3211617b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ザッハトルテ | 作成日時：2019年1月2日 0時
