3話 ページ4
留年している癖に……
って、誰かが言ってた
けど、彼は多分頭がとてもいい人だと思う
だって、あの顔は性格悪いから←
｢………｣
サボり場所が取られてしまっては教室にしか居場所はない
｢……あ、逆巻｣
レ｢……？何でしょうか？｣
私のクラスにも逆巻がいた
しかも、隣の席
｢貴方は逆巻……なんて言うの？｣
レ｢逆巻レイジと申します
貴方は…｣
｢天…｣
レ｢天宮雪乃さんですよね？同じクラスで、隣の席ですから覚えていますよ｣
｢そっか…私は知らなかった……ごめんね｣
レ｢……いいえ｣
彼はきっと私のことをだらしないと思っていた
けれど、私が謝ったからその意識は払拭された
｢じゃあ…逆巻シュウの弟？｣
レイジは顔を曇らせ
レ｢不本意ですが…そうです｣
と、答えた
この反応から仲は良くないようだ
聞かないでおこう
｢そっか……逆巻シュウと、レイジ以外にも下の学年にいるよね？……皆、兄弟？｣
名前と顔は一致しないけれど問題児がいるから分かる
レ｢はい、母親は違いますが父親が一緒なので｣
｢ふーん………教えてくれて、ありがと｣
レ｢ﾌｯ……貴方は面白い人ですね｣
なんか、褒められた
＿＿＿＿
｢……サボる｣
一言、レイジに告げ教室を出る
すると、家庭科室から美味しい匂いがしてきた
どの学年かは、分からないけれど調理実習だと思い覗いて見た
そうしたら……
？｢おい！チチナシ！もっと、作れ！｣
？｢え〜！怒られちゃうよ……｣
私語？私は一応、風紀委員なので扉を開けた
ｶﾞﾗｯ
｢何…してるの？｣
私の腕には風紀委員の印がある
女の子の方が驚いて
？｢あ、すいません……い、今片付けます！｣
？｢えー？もう、終わりかよ…てか、てめぇ……
風紀委員……か…｣
｢そう…風紀委員の天宮です｣
？｢ﾁｯ……｣
｢んー？…でも、私はどーでもいいことには動かないから……この程度のことなら…黙っておいてあげる｣
？｢やっりぃー！ナイス！風紀委員！｣
？｢あ、ありがとうございます！…えと、私は小森ユイと言います……天宮…さん？｣
｢あ、3年なの……｣
ユ｢あ、じゃあ先輩ですね！｣
小森さんが男の方に名乗ることを促している…
？｢あー……逆巻アヤトだ……｣
｢逆巻……あー、私レイジと同じクラス｣
ア｢ふーん……え？レイジ!?……このこと、ぜってーあいつに言うなよ!?｣
……口止めされた
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ザッハトルテ(プロフ) - きうさん» えっ、ありがとうございます(そーいうの好きです) (2021年3月7日 0時) (
レス) id: 68d29d9508 (このIDを非表示/違反報告)
きう - あっ、好き（突然の告白） (2021年2月8日 1時) (レス) id: 020f8e08d5 (このIDを非表示/違反報告)
ザッハトルテ(プロフ) - 美雪さん» コメントありがとうございます！かなり亀更新ですがこれからも見てくださると幸いです！ (2019年5月14日 20時) (レス) id: f3211617b1 (このIDを非表示/違反報告)
美雪 - 元 黒猫です名前 美雪に変えました。夢主さんがどうなるのか気になります…更新楽しみにしています!あ、無理はなさらないでくださいね… (2019年5月13日 20時) (レス) id: 7de484a00f (このIDを非表示/違反報告)
ザッハトルテ(プロフ) - 黒猫さん» コメントありがとうございます！更新頑張ります！これからは頑張るつもりですので…… (2019年4月14日 20時) (レス) id: f3211617b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ザッハトルテ | 作成日時：2019年1月2日 0時
