オリエンタルポピー (ページ45)

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バーベキューページ45

北斗side

大会後、

風磨も交え8人でバーベキューをする。

俺や優吾兄が肉を焼き、 ( A以外の人は手伝った。

焼けた肉は皆がどんどん消化する。

慎「うっまああああああああああ！」

ジェ「わかるぅ」

「幸せ。最高。」

樹「A、はいチーズ」

ギャーギャー言いながら肉食べて、

写真撮って、インスタ上げて、

おじさん3人衆はお酒飲んでて、

すごく微笑ましい。

とりあえずここの肉全部焼こうなんて考えて、

黙々と肉を焼いていると樹が近づいてくる。

『どうした？ここの肉なら焼き終わってるけど。』

樹「ほくちょすはこのまま肉焼いてて良いよ。」

どうせインスタ用に写真でも撮るのだろう。

気にしないでそのままソーセージを焼く。

これはあとで食お。

超うまそう。

大我兄あたりとかがとりそうだからちゃんと皿にとっとこ。

なんて思って皿にソーセージを置く。

それがそこにおいてあった肉の最後なので他の肉も食おうかと思ったら、

樹がニヤニヤしながらこっちを見てくる。

なんなんだよ、ほんと。

なんて思ったらそこにはインスタのストーリーが写っていて、俺を撮っていい感じに加工した写真が載っていた。

樹「しんたろー達載せてるから俺らも仲いいアピール。」

北「はいはい。」

そんなノリで樹とダラダラ話しながら肉を食べる。

割と夢中に話していて、

ふと気がつくと残っていたのはジェスと俺らだけだった。

樹「ジェス、みんなは？」

ジェ「Aと慎太郎はトイレ。他3人は知らない。」

『ふーん。』

どうしたんだろうと思っていたら、急にギターの音が聞こえてくる。