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慎太郎side
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入んなかった。
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ミーティングが終わったらしく号泣しながらA達が戻ってくる。
Aはとぼとぼと歩いてきて俺に抱き着く。
Aがこうやるときは黙って頭を撫でるっていうのが小さいころからの習慣なので、慣れている。
「たろちゃん、、、」
『ん?』
きっと弱ってるだろうからなるべく優しい声で答える。
「負けちゃったよ。」
『そっか。』
「もう引退だよ。」
『さみしい?』
「うん。」
暫くそうして黙っている。
兄貴達はこんなの見慣れた光景だし。
Aの友達とか、風磨とかも空気を読んで話しかけないでくれる。
「たろちゃん、ありがと。」
『まあ守護神ですから。』
いつもは姉貴風吹かしてくるAが
甘えてくれるこの時間がなんだかんだ言って大好きだ。
俺だって頼りがいくらいあるんだぞ。なんて。
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俺と話し終える話し終えるとチームの皆と写真を撮ったり、風磨や兄貴達と話したり、、、
最後のあいさつでは泣いてたけど、
なんだかんだAが笑ってて良かった。
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ヒヨリ - お話めっちゃおもしろいです!それとページ31のコンサートで風磨くんの磨の字が違うところがあります! (2019年8月8日 18時) (レス) id: 61e4e164fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆめらいおん | 作成日時:2019年4月5日 14時