検索窓
今日:1 hit、昨日:8 hit、合計:26,606 hit

ページ43

樹side









ついに4クォーターが始まる。

ここまでずっと接戦で、

ちょくちょく後輩と交代してここまできたものの、

やはり疲れているみたいで、

Aの額から汗が止まることなく出てくる。









同点。

先にシュートを決めたのは、







































Aたちのチームだ。

観客席も、ベンチも、皆喜ぶ。









A達がスローインからセットプレーで決めたのだった。









あ、誰が決めたのか知りたいかって?









Aがリバウンドシュートで決めました。

イケメンだった。









俺らが浮かれている間に、相手チームがタイムアウトを取り、

選手が引っ込む。

互いに白熱していて、

両チームとも緊張感が途切れている感じはない。

、、、なんかAは笑ってるけど、(笑)









1分間しかない休憩はすぐ終わる。









すぐに選手達は緊張した、なんか決意したような表情でコートに出てくる。









勿論Aだって変わんない。

毎日引退したがってたし、

キャプテンの子の悪口は止まんねえし、

一回退部届まで書いてたし、

しかもそれ、「キャプテンにだってもうやめるって思ったらなんでも言えるから」って

1か月は持ってたし、









それでも毎日練習ちゃんと言ってたのも、

俺とよくバスケしてたのも、

なんだかんだ言って小2から7年間ずっとやめなかったのも、

バスケが多分、結構好きだからだと思う。

バスケをしているのは俺とAだけだから、

なんか、感慨深い。









タイムアウトが終わると、相手チームの雰囲気が変わっていた。

すごく怖く、

圧があり、

あぁ、そりゃ本気になるかなんて冷静に考えてしまう。









そこからは怒涛だった。

相手チームもそりゃ本気だけど、

Aたちだって本気で、

お互い疲れているはずなのにずっと走って、

シュートを決め合って、









4クォーター、残り1分。




46対47で、









相手チームが勝っていた。









それでもA達は諦めずに攻め続ける。





それでも相手に守られてしまい、









最後の最後、









Aのチームの子が放ったシュートは、

”→←”



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.4/10 (22 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
80人がお気に入り
設定タグ:SixTONES , SexyZone , 兄弟
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ヒヨリ - お話めっちゃおもしろいです!それとページ31のコンサートで風磨くんの磨の字が違うところがあります! (2019年8月8日 18時) (レス) id: 61e4e164fd (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ゆめらいおん | 作成日時:2019年4月5日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。