オリエンタルポピー (ページ36)

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Aside

ご飯を作り、3人で食べ始める。

どうにか美味しくできてたらいいんだけど、、、

恐る恐る角煮を頬張る風磨くんを見る。

風「ん！！うまっ！！」

『ほ、ほんと？！』

風「ほんとほんと。なんで嘘つかなきゃいけないの。(笑)」

『い、いや、お世辞かなって思って、、、』

風「お世辞じゃないから(笑)胃袋つかまれそうになった(笑)」

大「よかったじゃん、A。雑誌で風磨くんが好きって言ってから練習してたもんね。」

風「そうなの？」

大「そうそう。一時期毎日角煮だったよ。」

風「俺のためにそんなに？！ありがと。(笑)」

『いっ！いえ！ただの自己満だから！ほんとに食べてもらうことが来るなんて思ってなかったし！』

笑顔がまぶしい。

菊池の前では自己満とか言ってけどバッチリ食べさせること考えていました！

うん、やっぱシミュレーションどうりにはいかないよなぁ。

普通にてんぱるわ。

ほっぺたぱんぱん。

かわいい。

練習してて良かった。

グッジョブ私！

ついに私菊池の体を構成しているメンバーに入っちゃたよ。

責任取って一生貢ぎます。はい。←

大「A、また色々考えてるでしょ。大方『ついに菊池の体の一部作っちゃった～』あたり。」

『な、なんで分かったの？！？！？！』

大「やっぱり。まぁわかるよ。」

風「そんなこと考えてたの？(笑)」

『お恥ずかしいことながら、、、』

風「ほんとうに俺にべたぼれだね。Aちゃん。」

そうして繰り出される必殺・ふまたんスマーイル！

がっは！！！！

急所にあたった！

髙地に３７０００００００のダメージ！

髙地は倒れた。

菊池はレベルが４、上がった！

なんて言ってるまに菊池はご飯を食べ終えてる。

ちゃんと全部食べてくれた、、、

嬉しい。

泣きそう。

やばい。

なんて考えている間に涙は零れ落ちる。

あ～、なんか言われるかな～。

って私冷静すぎるでしょ。(笑)

風「Aちゃん？！どうしたの？！」

『菊池が、、、私の、、、ごはん、全部食べてくれた、、、』

大「あ、嬉しかったのね。」

もう声も出ないから必死に頷く。

風「そっかそっか。すんごい美味しかったよ。また食べさせてね。次は肉じゃがで！」

『練習しときます、、、』

風「じゃあ俺帰るね～！大我くん、A、ばいばい！」

そう言って菊池は帰っていった。