番外編、１ ページ41
仕事帰り、大介くんからか「飯食いに行こう」ってメッセージと共にお迎えに来てもらって、私が行きたいお店に行きたいなんて言うから気になっていたお店で食事した。
そしてそのまま送ってもらってさようならかなって思ってた。コインパーキングに停めていた車に乗り込むと、「あのさ、家行ってもいい？」と訊かれて一瞬時が止まった。
家？ 私の？ なんでまた急に？
「いや俺ん家でもいんだけど、もう少し一緒に居たいなぁって……」
「ずきゅん！！」
「声に出てる(笑)」
めちゃくちゃ刺さった。 推しの押しに弱いって絶対分かってて言ってる。私は何も考えずに「行こう！ 今すぐに！」なんて言っちゃって、意外と計算してるところがある大介くんはニンマリと微笑んでいたことも私は知らない。
そして玄関前に到着して鍵を差し込んだ所で一度待てよと考えた。私、今朝片付けて出て来たっけ？
なんかよくYouTubeとかで観る優雅な朝のルーティンなんて私はないから、ギリギリで目覚めてギリギリで支度してギリギリで出社したのよ。なぜそうなるのか、それは……と振り返るとニコニコしてる推しが居る。
そうこの佐久間大介を夜な夜な愛でているからだ。昨日は昔のYouTubeを見漁っていたっけ……
「ん？ どうしたの？」
「あ、えっとちょっとま……」
きょとんと待つ大介くんの背後には向かい側のマンションの廊下が見えるし、このマンションの廊下だっていつ人が来るか分からない。そんな危ない場所にアイドルである大介くんを待機させるなんてとても出来なかった。
なので「どうぞ、散らかってますが」と泣く泣く部屋に通せば「お邪魔しまーす」と、元気よく靴を揃えて中に入って「あ、手を洗わせてもらっていい？」と訊かれて案内するよりも先に場所を知っている事に驚いた。
そうだ！ 今のうちに部屋をササッと片付けようとリビングへ。食べたままだった食器類を見て溜息が出た。昨日の私に言ってやりたい、明日大介君が来るから綺麗にして花くらい飾っとけ、と。急いでシンクに運びソファ周りを片付けて、もう大丈夫かなって周りを見たら部屋干ししたままの下着が目に入る。やっば！！！！！
慌てて駆け寄ると棚に足の指をぶつけて悶絶。
「っっっっ」
「……A〜、て、おいどうした！？」
蹲ってる私を見つけて寄ってきた大介くん。
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ゆきんこ(プロフ) - にかさん» コメントありがとうございます😊 私も夢小説は家で読むのがいいと思います🤭 楽しんでもらえたようで良かったです。💗の💗はもう聞いたら腹筋以外の想像してしまうので私は重症です😂 最後までありがとうございました！ (11月6日 15時) (
レス) id: 3d6d572a50 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきんこ(プロフ) - ゆゆさん» コメントありがとうございます😊 ぎゅんぎゅんしてもらえて嬉しいです🤭 ゆゆさんのお時間ある時にまた読んでもらえたら幸いです😌 (11月6日 15時) (レス) id: 3d6d572a50 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきんこ(プロフ) - いくさん» コメントありがとうございます😊 猫ちゃん目線は私が絶対書きたかったものなので楽しんでもらえて良かったです😊ありがとうございました！ (11月6日 15時) (レス) id: 3d6d572a50 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきんこ(プロフ) - 桜短冊さん» そして桜短冊さんの気持ちとても伝わっております😌ありがとうございます😊 (11月6日 15時) (レス) id: 3d6d572a50 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきんこ(プロフ) - 桜短冊さん» 桜短冊さん、番外編までお読み下さりありがとうございました😊 ページ数の都合でかなり簡単に書いた番外編でしたが楽しんでもらえて嬉しいです！ 猫ちゃん達の目線は番外編書く前から書きたいと思ってたんです。書けて良かったです🤭 (11月6日 15時) (レス) id: 3d6d572a50 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆきんこ
| 作成日時：2023年7月11日 22時
