episode14 私の推しは最高のヒーローだ ページ13
最近佐久間君が変わった気がする。何故かって？ 以前は私から毎朝おはようメッセージを送って、そこからもし返信があれば会話が続く時もあるって感じだった。それが今では…………
Aおはよう! 今日は天気がいいね。佐久間君って肌弱いんだっけ? 日焼けに気をつけてね!
大介おはよ。そうだね。弱いよ。今もベタベタ塗っててちょっと気持ち悪いわ
ほら、ほらほらほら！！ 即返信が来た上に、短文じゃない！！
なにがあったんだろう。私の事、友達として認めてくれたのかな。
「だとしたら嬉しいな」
嫌な事が続いた最近の唯一の嬉しい出来事だった。休憩を挟む度に佐久間君から返信が来ている事も嬉しくて、ああ午後からの仕事も頑張れそう。推しの存在ってホント感謝だわ。と思わず天を仰いじゃった。
「お昼行ってきます〜」と、一応声を掛けてオフィスを出る。
前までは社内食堂も良く利用したりオフィスでそのままお弁当とかも食べていたけど、どちらかにはあのカップルも居るから居心地悪くて最近はもっぱら外で食べていた。
「暑いなぁ、」
公園の木陰になっているベンチ。今日はまだ風があってマシだけどやっぱり暑くて手持ち扇風機で風を浴びていれば、「あ〜いた〜」って、ん？ 私ですかと見上げた。
見上げた先にハット帽に眼鏡の男性が。
「……な、何故此処に？」
「ん〜もしかしたら居るかなぁって職場周り通ってみたのよ。たまたまよ？ そしたら居たぁ」
「居たって………え、なんで座るの？」
「なんでって、顔見てぇなって思って来たべ俺」
「なっ、」
隣腰掛けてあっさりとそう言うのは深澤君。顔見たいってそんな……そういうのは好きな人に言ってあげてくださいよ。こう言うとこだよこの人は。
「あ、そだ！」
あちぃね、とボソッと呟いたかと思ったら急にガサガサとして袋からさらに袋に包まれた物を取り出した。「アイス買ってたんだったわ」と、ガリガリするアイスだ。パクリと一口頬張って、深澤君を見ていた私を見て「……食う？」と食べかけのそれを突き出してくる。
「え、要らない……」
「そ？ ね、佐久間のだったら食うっしょ？」
「食べますね」
「即答すんなよ〜。今ので深澤さん深く傷付きました〜」
なんてヘラヘラ笑いながら言ってて説得力なしだ。
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ゆきんこ(プロフ) - にかさん» コメントありがとうございます😊 私も夢小説は家で読むのがいいと思います🤭 楽しんでもらえたようで良かったです。💗の💗はもう聞いたら腹筋以外の想像してしまうので私は重症です😂 最後までありがとうございました！ (11月6日 15時) (
レス) id: 3d6d572a50 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきんこ(プロフ) - ゆゆさん» コメントありがとうございます😊 ぎゅんぎゅんしてもらえて嬉しいです🤭 ゆゆさんのお時間ある時にまた読んでもらえたら幸いです😌 (11月6日 15時) (レス) id: 3d6d572a50 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきんこ(プロフ) - いくさん» コメントありがとうございます😊 猫ちゃん目線は私が絶対書きたかったものなので楽しんでもらえて良かったです😊ありがとうございました！ (11月6日 15時) (レス) id: 3d6d572a50 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきんこ(プロフ) - 桜短冊さん» そして桜短冊さんの気持ちとても伝わっております😌ありがとうございます😊 (11月6日 15時) (レス) id: 3d6d572a50 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきんこ(プロフ) - 桜短冊さん» 桜短冊さん、番外編までお読み下さりありがとうございました😊 ページ数の都合でかなり簡単に書いた番外編でしたが楽しんでもらえて嬉しいです！ 猫ちゃん達の目線は番外編書く前から書きたいと思ってたんです。書けて良かったです🤭 (11月6日 15時) (レス) id: 3d6d572a50 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆきんこ
| 作成日時：2023年7月11日 22時
