【ベイマックス】真っ白キャンバス

第五話 ページ5

｢ご、ごめんね、疲れてるのに｣


｢いいよ、すぐ終わるから｣


今はタダシに椅子を直してもらっている

椅子のネジが外れていただけだった為、ネジを入れて済む修理だった、らしい


｢はい、終わったよ｣


｢ありがとう、本当に助かる｣


背もたれのところはしっかりと直っていて、スムーズに倒れるようになっている

短時間で

やべぇな、この弟


｢お礼と言っちゃ、なんだけど…お小遣いな。友達と遊びに行くくらい、少し気を緩めても良いと思うよ…あ、部品とか買ってもいいけど｣


｢いや、悪いよ姉さん｣


｢いいの、私はあんま使わないし。じゃ、研究頑張れ｣


わしゃわしゃと頭を撫でてやった


｢ちょ、姉さんっ｣


｢はは、背高いなくそ｣


｢悪口！？｣

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