Dark Side Strawberry.【stxxx】

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私はころちゃんの手を引っ張って
会場に向かうと、そこにはるぅとくんと莉犬くん。

そして、KILLERが居た。





『KILLER！』

キ「マスターっ…！」

『どういう状態？簡単に説明を……莉犬…くん？』

キ「大手組織が突撃してきて、
莉犬さんが右足を撃たれました。

命に別状はありませんが…」

『……わかった。』




ある程度の説明を受けると、
後ろから、なーくんとジェルくんが駆け寄ってきた。




な「どうしたの！？」

ジ「なんや……これ…」




もう、これは…バレない体では無理そうだな…

私は意を決して、
なーくんたちに叫ぶ。




『近づくな！ころちゃん、莉犬くんをお願い』

こ「A……」

『早く！！死にたいの！？』

こ「っ…」




そういえば、ころちゃんはいち早く
莉犬くんを抱える。

そして、るぅとくんの腕を掴む。が……





こ「行くよ！」

る「ころちゃん…」

こ「はやくっ…！」

る「…行けません。僕もそっち側なので…」

こ「は……？」




ころちゃんの手をゆっくり払って、
隠し持っていたスナイパーライフルを組み立て、

ふわっと悲しそうに笑った。





る「ごめんね、ころちゃん」

『るぅとくん…ごめんね、こんな役させて。』

る「いいんです。ほら行きますよ。」





そうだ、これを覚悟した上で
るぅとくんはダクストに加入したんだ。



なら、思いっきり暴れよう。

もう、ふわふわニコニコの私なんか
居ないんだよ。







『うちのテリトリーに土足で入ってきたことを
後悔させてやるよ。』





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