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送信ボタンを押すと
彼から直ぐに返信が来た。
本当に暇なんだろうなぁ。
ころちゃんです☆お!僕今、近くにいるから行くね!
とのこと。
いや、来なくていいんだけどなぁ。
『店長。』
店長「ん?どしたー?」
『今から知り合い来るんですけど、
コーヒー、準備してもらってていいですか?』
店長「え、いいけど…イケメン!?」
『触れないでください』
ころんさんの顔はあまり覚えていない。
一瞬のことだったし、
かっこよかったような気もするけど…
あー、ダメダメ。
興味無いこと考えても時間の無駄だな。
私は、シフォンケーキを口に運んで
モグモグと食べていると、
ドアからチリリンと鈴の音が。
お客様のご来店の合図だ。
こ「あ!やっほやっほ!Aちゃん!」
『あ、どうも。ころんさん。
この前は本当にすみませんでした』
こ「大丈夫大丈夫!結局あれ飲んだの?」
『大人なんで、ちゃっかり』
こ「…の割には、小刻みに震えてるのなんで?ww」
『地震かな。』
なんて言ってると、
またチリリンと鈴の音。
今日は来店多いなぁ…と
ドアのほうを見てみる。
そして私はその光景を目の当たりにしては、
心臓がきゅっと締め付けられた。
ジ「ちょ、ころん…急に走らんでや…あれ?
相川さんやん!久しぶりやな!」
『あ……ど、どうもっ…』
久しぶりに見た、彼の顔。
久しぶりに聞いた、彼の声。
久しぶりに感じる、鼓動の早さ。
あぁ…
どうも私は、
彼に弱いみたいだ。
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なる - めっちゃ良かったです!うるっときましたwwwこれからも頑張ってください! (2021年3月22日 10時) (レス) id: 12a85aff09 (このIDを非表示/違反報告)
さやこ(プロフ) - すっっっっごくおもしろかったです!ユーナ様が書いている他の作品も大好きです!応援してますっ! (2021年3月14日 9時) (レス) id: ae817f62ac (このIDを非表示/違反報告)
めあり(プロフ) - まっちゃ。さん» ご愛読ありがとうございました!素敵なお言葉に感謝です(;;)次回作も気長に書いていきます(´∀`*) (2021年3月13日 23時) (レス) id: 9f1dd59455 (このIDを非表示/違反報告)
めあり(プロフ) - ユーナさん» ユーナちゃんありがとう〜!新作も頑張る!お互いがんばろー!(。・v・。`) (2021年3月13日 23時) (レス) id: 9f1dd59455 (このIDを非表示/違反報告)
めあり(プロフ) - プランクトンさん» うわぁぁありがとうございます!!そう言っていただけて嬉しいですっ…(;;)書いててすごく楽しかったです!ありがとうございました(つω`*) (2021年3月13日 23時) (レス) id: 9f1dd59455 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:めあり | 作成日時:2021年3月2日 12時