お前らのマネージャーなんかやってられっか！２【stxxx】

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る「え、あ、えっと？！
な、なんで泣くんですか！？」

『ご、ごめんなさ…』

る「も、もう言わないから…泣き止んでくださいよ…」

『やだっ…』

る「え…？」





泣き顔すら可愛いと思えるのは、
悔しいけど、僕が彼女にゾッコンだってこと。

彼女が泣く意味が
全く分からないけど、

僕の思いが嫌…ってわけではなさそう。





る「泣かないで？Aちゃん」

『無理ですっ…
こんな嬉しいこと…もう二度とないのにっ…』

る「へ？」

『私もるぅとくんが好き…！
隣に居たいと思えるのは貴方しか居ません…』





夢かと思った。

ころちゃんとさとみくんの考察は
当たってたみたい。

でもまさか、それが僕だなんて…


まって、僕今にやけてない？大丈夫？





『でも…』

る「でも？」

『もう少しだけ…待っててくれませんか？』

る「どうしてです？」

『今、大きなプロジェクトが進んでるんです。
それを成功させてから…がいいです。』

る「大きなプロジェクト？」

『それは今度また、お話する予定です。
だから、待っててください。

…目移りなんか許さないですよ。』





余裕そうな表情で、
そんなことを言う彼女は凛々しくて綺麗だ。

目移り？

本当に悔しいけど、
僕は彼女に溺れきっている。

逆に君が他のメンバーに目移りしないか
不安で堪んないんだけど？





る「目移りなんかしないです。
僕は君しか見えてないので。」

『〜〜！…ばかばか！///』





彼女の綺麗な頬にキスを落とせば、

凛々しかった顔がみるみる崩れて、
イチゴみたいに赤くなった。




Aちゃん。

君こそ、目移りなんか許さないですよ？







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