お前らのマネージャーなんかやってられっか！２【stxxx】

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僕の楽譜を持ち出して1時間半が経過した。

もうすぐ夕飯時なのに、
帰ってこないとか…何かあったのかな。


みんなもそわそわしてるし。





さ「A、どこ行ったんだ？」

な「ちょっと前までるぅとくんと居たよね？」

る「知らないです。
僕に聞かないでくださいよ。」

り「いずれ帰ってくるよ。」

ジ「なんかあった時は心配やな…」

こ「僕の推しぃ……」





リビングにみんな集まって
スマホをいじり倒す。


なーくんと莉犬はダイニングで。

ジェルくんは床に座って、
ゲームと一緒にスマホを眺めている。

ころちゃんとさとみくんは
ソファーでゴロゴロしている。



まぁ、そんな僕も
さっきからウロウロしちゃってるんだけど……





そんな時。






『ただいまでーす』

こ「A！どこ行ってたの！」

さ「そうだぞ、みんな心配してたんだぞ」

ジ「ちゃんと連絡せなあかんて。」

『ごめんなさい、事務所に行ってました』

な「事務所？」

り「何しに行ったの？仕事？」

『えっと…そのぉ……るぅとさんに
お話があります…』

る「ぼ、僕？」





"えへへ…"と頬を掻きながら
眉を下げて笑う彼女。

もう、さっさと言ってくださいよね。






『すとぷりの作詞作曲担当に決まったけど…
大丈夫？』

る「へ？」

『あはは…さっきの楽譜、
素敵な作品だったから社長にお見せしたの。

そしたら、あっさり気に入っちゃって…
それでこの提案してるけど、大丈夫かな？』





僕が…作詞作曲担当？

なにかの夢かな。


……っ…いてて…
ほっぺた抓っても痛いぃ…





じゃあ……夢じゃないんだよね？






る「大丈夫に決まってます」

『良かったぁ！えへへ、嬉しい！』

る「っ…！」








どうやら、この人は

僕よりも1枚上手なようだ。






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