お前らのマネージャーなんかやってられっか！【stxxx】

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家に上がらせてもらい、
リビングにて他のメンバーを待機。

……していたものの、しばらく経っても現れない。

もう太陽も西に傾き始めたよ？



しびれを切らして、
私はソファーでスマホをいじる、るぅとくんに
話しかけた。





『あの、るぅとくん』

る「あ"？なんですか？下僕さん」

『こっわ…じゃなくて、他のメンバーさんは…？』

る「はぁ？マネージャーのくせに
そんなことも知らないんですか？

下僕なら情報くらい知っててここ来てくださいよね。」

『何も言えねぇ！』

る「ころちゃん以外部屋にいると思いますよ。
ころちゃんはドラマの撮影なんで不在です……って
なんで僕が説明してんだよ！！
しっかりしろよ！！下僕がよォ！！」

『親切かと思ったら辛辣！てか口わる！！』





"さっさと行け"とガン飛ばされた私は
渋々2階へ向かった。



すとぷりメンバーはみんなで
シェアハウスしてるみたいで、

みんなこの豪邸に住んでるらしいんだよね。

まぁ私は近くのアパート借りてってする予定だから
逆ハーを築くことはないんだけどさ。




2階の階段をのぼれば、6つの扉があった。


それぞれのドアにネームプレートがあり、
手前から、紫色、桃色、水色、橙色、赤色、黄色。

既にそれぞれドアからして個性を感じる物が
置いてあったりする。


紫色、これはななもりさんのお部屋だろう。


"起こさないでください"のプレートが
ドアノブに掛けられている。

……いや、リビング居たよな。寝てねーじゃん。




さて、まずは桃色のドアから失礼しますよっと。




コンコンと2回ノックすると
中からガサガサ聞こえてくる。


よし、居るな。





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