お前らのマネージャーなんかやってられっか！【stxxx】

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こ「ここが洗面所で、ここがトイレねー」

さ「んで、住むならここが坂口さんの部屋になるよ」

『わざわざありがとうございます』

る「ふん！マネージャーは僕の下僕です。
外の小屋で十分なのでは？」

『あはは…どこでも結構ですよ』





私の反応が気に食わないのか、
みるみる不機嫌な表情になるるぅとさん。

しばらく会ってなかったけど、
口が悪いのは健在か。


その他2人はるぅとさんの発言に
引いた目をしてる。

"小屋はないわ…"とこそこそ言ってるのが聞こえる。





『他の3人は今日お仕事でしたよね』

こ「ん？あー、なーくんはドラマ撮影で
ジェルくんが…なんだっけ、バラエティだっけ？」

さ「莉犬は映画の声優業で忙しいんだよな。」

る「ぼ、僕だってこの後仕事あるもん。」

『舞台の稽古ですよね？頑張ってくださいね。』

る「…別に応援されなくても頑張るもん。」





るぅとさんは生粋の最年少だなぁ。

拗ねて不機嫌な感じも可愛くとれちゃうや。






ひと通り内見が済み、
私は荷物を持って失礼しようとする。

が、ころちゃんに呼び止められた。






こ「夕飯食べてくでしょ？」

『いえ…そこまでは大丈夫です』

さ「食ってけよ、今日鍋だし。」

『んー…』

こ「お願い！A！
僕、Aがご飯食べてるとこ写真にしたいんだ！」

『変態ですか？』

さ「まぁ、こいつは放置して食ってけよ、な？」

『んー…わかりました。ありがとうございます。』







この後、波乱の幕開けになるなんて
思いもしませんでした。






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