お前らのマネージャーなんかやってられっか！【stxxx】

. ページ29

.





る「てか、マネージャーも本気なんですか？
うちに住むとか有り得ない！」

『ご、ごめん…』

る「男の巣窟ですよ？！いくら僕たちが
貴方を女として見てないからと言って
いい気になってちゃ大間違いですからね！

ねぇ？さとみくん、ころちゃん」

さ,こ「……」

る「はぁ！？」





助手席で大いに盛り上がる彼に
内見前から肩を落とす私。

なんとも正論ばかりで頭が痛い。くぅ…



るぅとさんはそんなに、
私のこと嫌いなのかな…？

まぁ、嫌われても仕方ないよね、
マネージャーなんてそんなもんだもん。

私だってそうだったし。





こ「いちいちうるせぇなぁ、るぅとー
マネージャーが困ってんだよ？助けなきゃじゃん」

る「いつからころちゃんはそっち側についたんですか！
いつも辞めさせてたのは、そっちの癖に！」

こ「Aは僕の推しなの！
あんまり言ってるとるぅとくん追い出すよ？」

る「はぁ！？僕を追い出して
その女を連れ込むなんて…なんなんですか！！」





るぅとさん…本当にごめん…

すぐに出ていくからね、本当に苦しい……





さ「るぅとそこまでにしとけ。
マネージャーも人だ。悲しい思いさせるな。」

る「さとみくん…」

さ「ごめんな、坂口さん。」

『いえ……すみません…』





不穏な空気の中、
彼らの家に到着した。

るぅとさんのマシンガンが頭に響いては
気分が萎えてしまう。


ころちゃん、さとみくん、なーくんはいいとして
残りの3人だよね……




私、住むってなったら肩身狭そうだなぁ…





.

.→←☆ お邪魔します

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す