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学校に着き、ころんと別れた。

隣には私の守護神2号、莉犬がいる。


パックジュースを飲みながら
私の隣をてこてこ歩く彼は、本当に私より歳上なのだろうか。





『そういえばさぁ、
莉犬ってなんで留年したの?』

「え"!?それ聞くぅ…?」

『気になるから聞いたんだけど?』

「に、任務行きすぎて単位落とした…w」

『え、、、馬鹿?』

「酷いよ!!ふぇ〜〜ん!」




教室につくと、
やはり、な組について噂は絶えない。

昨日のことがもう噂になってるなんて
情報網どうなってんの……





「昨日のこともう噂になってるねw」

『はぁ…やめていただきたい…』

「"前代未聞!若頭が出向いた任務!"だってw」

『全然弱いとこだったんだけど?
ころん1人で行けそうだったけどねぇ。

まぁ殺れたしいっかなぁって。』

「あはは、かっこいいなぁ。Aは。」





"俺なんて…"と言葉を濁す莉犬。

莉犬はな組の7人のうち、最後に入ったメンバーだ。


自分はまだまだ弱いと思っているみたいで、
自分に自信を持てていないらしい。





『全然かっこよくないよ、私。』

「そんなこと…」

『少なくとも、私より莉犬のほうがかっこいいよ。
莉犬は強いよ。

莉犬は自分のこと弱いなんて思ってるけど
本当に弱かったら、あの家に居ないからね。

自信持ちなさい?』

「…へへ、ありがとう。」





ふにゃと笑う彼は少しだけ泣きそうな顔をした。





君は私を守るなんて言ってくれてるけど、



君のその表情を見る度に

"守らなきゃ"って思ってるんだよ。




なんて言ったら、

莉犬は怒っちゃうかな。





┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈




『な組の若頭』を読んでくださって
ありがとうございます。


作者のめありです。


サブタイトルをつけました!
センスなくてごめんなさい!!( ;∀;)


誤字脱字、読みにくいなどご指摘ありましたら、
コメント欄までお願い致します〜!



それと次回から、ちょこちょこと過去編を
入れていこうかなって思ってます!

お話長くなると思うのですが、
温かい目で読んでいただけると嬉しいです!




.

【4】Rinu .→←【3】いい方に傾いた .



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めあり(プロフ) - キララさん» キララさん何作品もありがとうございます〜…!!(∩ω∩*`) (2021年2月16日 23時) (レス) id: 9f1dd59455 (このIDを非表示/違反報告)
キララ - 3つ目も楽しく読ませていただきます! (2021年2月16日 23時) (レス) id: 97464f7e6f (このIDを非表示/違反報告)
めあり(プロフ) - 蝶花さん» わわわ!ありがとうございます!頑張りますっ! (2020年12月7日 17時) (レス) id: 9f1dd59455 (このIDを非表示/違反報告)
蝶花 - 更新待ってます! (2020年12月7日 15時) (レス) id: 38881abff7 (このIDを非表示/違反報告)
めあり(プロフ) - 冷凍みかんさん» コメントありがとうございます!素敵なお言葉、光栄でございます!!頑張ります! (2020年12月6日 10時) (レス) id: 9f1dd59455 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:めあり | 作成日時:2020年12月2日 22時

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