運命の輪 ページ31
・
SZ「本当、世話の焼けるカップルだこと」
丁度着替えた頃に教室にやってきたスジも
もう制服に着替え終わっていて
お騒がせした事と、守ってくれたことに
謝罪とお礼をすると
SZ「気にしなくていいのよ、
Aが悪いわけじゃないし」
やっぱり優しい親友の言葉に助けられた
そして教室にかかっている時計に目を向けたスジが
それより、そろそろ行かないとマズいんじゃない？
というので時間を見ると２人の出番の１５分前で
スジと急いで教室を出た。
・
体育館に着くと もう体育館はいっぱいで
かろうじて隙間が空いていた体育館の端に
スジと滑り込んだ
「人の多さが尋常じゃないね」
SZ「学校のチラシに あの２人がステージに上がるって載ってたからね。それ目当てでしょ」
改めて２人の人気の高さに驚いていると
時間になったのか、体育館の遮光カーテンが閉められ
暗い中ステージにライトが当たり２人が出てきた
「「「「「ギャーーーーーー！！！！！」」」」」
それからは、
この空間に居る全員が２人に魅了されていた。
キレッキレなダンスを踊ったかと思えば
綺麗な歌声でバラードを歌い上げる。
ステージにいる２人が、いつも一緒にいる２人なのに
知らない人みたいで、ステージにいる彼らと
体育館の端にいる私たちの距離が
とてつもなく遠く感じられた
そんな２人のステージは本当にあっという間で
ハッと気づいた時には もう最後の曲も終わっていた。
ありがとうございました〜と笑う彼らは
やりきった顔をして本当にキラキラ輝いていた。
ステージから降りる時にジミンくんの横で
体育館を見渡していたテヒョンくんは
端に居たスジと私に気づくとニッコリ笑って手を振って捌けていった。
SZ「なんか、すごい以外の言葉が見つからないね」
「・・・うん」
放心状態だった私たちの元に連絡がきたのは
それからすぐの事。
４人のLINEグループで
”体育館の外にいるから来て”と。
スジとそこに向かうと既に待っている２人の姿が
TH「あ！来た〜！こっちこっち！」
JM「どうだった？僕たちのステージは」
ブンブンと腕が取れそうなほど
手を振るテヒョンくんと
ニヤリと笑っているジミンくんは
私が知ってるいつもの２人で安心していた
・
？「あの、すみません、
さっきステージに出ていた２人ですよね？」
この声が私達の運命を変えるとも知らずに
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萠(プロフ) - ayさん» ありがとうございます〜TT！そうです！！！死んでも君だ という深すぎる歌詞に心打たれまして、少し寄せて書いてます！今後とも宜しくお願いします^^ (2020年4月3日 23時) (
レス) id: 1c104b9ba3 (このIDを非表示/違反報告)
萠(プロフ) - meiyueさん» わあああ！ありがとうございます！嬉しいですTT 随時更新出来るように頑張りますので今後とも宜しくお願いします^^ (2020年4月3日 23時) (レス) id: 1c104b9ba3 (このIDを非表示/違反報告)
ay - とても面白かったです！チュゴドノヤって花郎の曲の名前ですよね？！ (2020年4月3日 22時) (レス) id: d36e7c31e3 (このIDを非表示/違反報告)
meiyue(プロフ) - すごく面白いです！応援してます！これからも更新頑張ってください！ (2020年4月3日 20時) (レス) id: aebe0162a1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：萠 | 作成日時：2020年3月25日 1時
