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ロイドside
レイラと他愛もない話をしていると
いつの間にか水族館に着いていた
……時間が過ぎるのが早いな
まだ会館前だった為、
長い列が出来ていた
その列へと俺の手を引くレイラ
『早く行きましょうロイドさん！』
「あぁ！」
今日は表情が豊かだな
楽しんでくれていると受け取っていいのか？
「！！…少し待ってくれ」
『え？』
98…99
「レイラ！走るぞ！」
『え！？ちょっ──』
少し急すぎたがこればかりは仕方がない
「すまない…急に走ったりして」
『はぁ…はぁ……だいじょ、ぶです』
思ったより息が上がっているな…
飲み物でも買ってくるか
「レイラ、少し待っててくれ」
『え？…はい』
確かレイラは紅茶が好きだったな
急いで近くにあるカフェへと入り、
注文をし一秒でも早く戻れるよう少し駆け足気味のロイド
レイラに話しかけようと開いた口を閉じる
……今俺がいることに気づいてないんだよな？
なら…と、俺はちょっとした出来心でレイラを驚かそうとした
「レイラ…」
後ろからレイラの視界を俺の手で奪う
世でいう“だぁ〜れだ”状態だ
やった後で気がついた
……思ったより恥ずかしいぞ
世のカップルはよくもこれを恥ずかしがらずに…
いや待て
前の任務でやったな
……と言うことは俺は相手が、
レイラだからこんなにも胸が高鳴っているのか
と、感慨深く思っていると(ここまで0.25秒)
『わっ！…ろ、ロイドさん！？』
いつも表情を崩さない彼女の、
驚いた顔を見ることが出来た
「…驚いたか？」
『そ、そりゃとても……もう！』
赤らめながら少し膨らませる頬
「っ…待たせてすまなかったな」
全く…可愛すぎるのも罪だな
『大丈夫ですよ
それとこの紅茶ありがとうございます』
「あぁ……！
開園したみたいだ。行こう」
再び手を繋ぎ、進む列に俺達もゆっくりと歩き始める
……前の人物で99人目…
と言うことはレイラでちょうど100人ということ
『ロイドさん？なにか嬉しいことでもあったんですか？』
「ん？……まあな」
ツっと前のスタッフに目線をやれば、
バタバタとなにか準備を始める様子が伺える
それを見ると俺の心はまだか、まだかと疼き出す
『ロイドさん、楽しみですね！』
ソワソワとし始めるレイラに対し俺は
「あぁ。俺もだ」
一体君はどんな表情を見せるのだろうか……
─君の顔が驚きの表情に包まれるまでのカウントダウンが始まる
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黒田中(プロフ) - とても(*´д`*)ﾄﾞｷﾄﾞｷしました…！大好きです♡ (2月7日 4時) (
レス) @page4 id: 2ee664d91f (このIDを非表示/違反報告)
瀬奈 - 早く続きが読みた〜い‼‼‼‼気になる！ (1月25日 9時) (レス) @page5 id: c6462a906b (このIDを非表示/違反報告)
Moon(プロフ) - こんにちは(*ˊᵕˋ*)コメント失礼します🙇♀️とても、続きが気になるのでよろしくお願いします。m(_ _)m (11月29日 9時) (レス) @page5 id: b2ea47ad96 (このIDを非表示/違反報告)
わかちゃ(プロフ) - シャルさん» ロイドさんかっこいいですよね✨更新頑張ります！ (2023年4月2日 14時) (レス) id: b355fc481c (このIDを非表示/違反報告)
シャル - 私ロイドさん大好きのなので続編の続きとても気になります！更新楽しみにしてます(*´꒳`*) (2023年4月1日 23時) (レス) id: b4711f08c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：わきゃめサラダ | 作成日時：2023年3月26日 13時
