第十二話 ページ14
降谷side
仕事も終わりAを送るため車に乗ったのはいいが何故こうも無言が続いてしまうんだ…
仕方がない、何か話すか
そうして思いついた話題が
「…どうしたんだ?元気があったり無くなったり。情緒不安定な奴だな」
……いやいや、もう少し楽しい話題があっただろ
最近学校ではどうかとか聞けばよかったな
と、後悔している降谷を他所にAは
『…ぶっちゃけてもいいですか?』
お!会話が弾みそうな流れだな
「あぁ、いいぞ」
『…私、安室さんが嫌いなんです』
……
「は!?」
おい待て待て、何だ?
俺は嫌われていたのか?
イケメンが好きなんだろ!?
俺の顔はいい方なんだろ!?風見が言っていたぞ!
いや、そもそも
「俺のことが好きだったんじゃないのか?」
自分で言うのもあれだが、今はそんなことを気にしている暇は無い
俺を弄んだのか!?←弄んでいません
あんなに俺にアピールしていたのに…
何だか自信が無くなりションボリする降谷
『あ、降谷さんのことは大好きです!…だけど安室さんがどうしても苦手で…』
この言葉で降谷復活
!!…そうだよな
俺のこと大好きだよな
……?
俺は好きで、安室は嫌い?
ちょっと待て、俺は安室でもあるぞ?
そんな複雑な感情を抱えながらなぜ安室が嫌いなのかAに問う
少しの間の後
『何となく苦手なだけですよ!強いて言うのなら降谷さんが大好きすぎるんです!』
…相変わらず嘘をつくのが下手だな
まぁ、言いたくないのならこちらから無理に聞くことは出来ないな
でも、いつか話してくれたら…なんて思ったりもしている
何だか少し落ち込んだ様子のA
俺なりに励ましてやるか
そう思い出た言葉は
「何かあったら相談に乗ってやるから」
すると
『降谷さんは顔も良いのに中身もいいんですか?サイコーですね!!』
!…お前は何故そうも簡単にそんな言葉が出てくるんだ
照れるだろ←可愛い
そして無事にAの家にも着き、さっさと降りるよう指示をする
これ以上一緒にいると調子が狂う
…あ、今日のコーヒのこと、一応謝るか
そう思い車越しに話し掛けるが向こうには伝わらない
すると何かを察したのかAがこちらにやってくる
『なーんですか?』
……上目遣いとはズルい技を使ってきたな
そこからは何を話したかを覚えていない
ただ一つ、覚えているとするのなら
『ホッペ…柔らかかったな』
無意識にしてしまったキスの感覚だけだ
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歯茎 - おめでとうおめでとうおめでとうおめでとうおめでとうさいこうでした!!、 (10月15日 8時) (レス) @page28 id: 71e3afebe3 (このIDを非表示/違反報告)
花 - わかちゃさん» 本当に嬉しいです!😍ありがとうございます!!!コメントいっぱい書きます!!名作をたくさん書いているわかちゃ様、これからも応援してます!💕追記 いつもコメント返信お疲れ様です。ありがとうございます!!!! (2023年4月15日 14時) (レス) id: 9276019969 (このIDを非表示/違反報告)
わかちゃ(プロフ) - 花さん» キュンキュンして下さりありがとうございます!花さんにそう言っていただけるとより一層嬉しいです♡是非是非これからもコメントお願いしますっ!花さんのコメントを楽しみにしていますね♪ (2023年4月15日 14時) (レス) id: b355fc481c (このIDを非表示/違反報告)
花 - コメント失礼します!夢主ちゃんが一途で凄く可愛いです!ちょっとすれ違ってるのもキュンキュンしました...やっぱりわかちゃ様のお話大!好きです!!!これからもコメントしていいですか...? (2023年4月15日 8時) (レス) @page25 id: 9276019969 (このIDを非表示/違反報告)
わかちゃ(プロフ) - ぴかそさん» ありがとうございます(^-^)更新がんばりますねー! (2023年4月12日 17時) (レス) id: b355fc481c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:わきゃめサラダ | 作成日時:2023年2月13日 1時