私にもスマイル下さい【降谷零】

第三話 ページ5

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書類とにらめっこをしていた風見さんを警視庁から引っ張り出し、車の運転をお願いする降谷さん


風見さんが運転をする車の助手席に私は座った



『風見さーん！質問してもいいですか？』


風「ん？いいぞ」


『降谷さんっていつもあんな感じなんですか？鬼のような顔をしちゃって』


本人がいる前で若干悪口のようなことを言う


降「そう言うことを言うから鬼みたいになるんだ」

そう言い鬼のような形相でこちらを睨む降谷さんをミラー越しで確認する


『ひゃ！こっわ！…でもそんな降谷さんも好きですから安心してください！』

やっぱりイケメンは怒ってもイケメン

だけど怒らせない方が身の為かも(小声)



降「安心しろ。俺は好きじゃない」


『うっ…辛辣！』


風「Aさん…そこまでにしといた方が…」


『…だって今連絡先ゲットしないとこれから一生会えない』

やだよ？

こんなイケメンと一生会えないなんて！


降「なんと言われようと職務上、連絡先は教えられない。だから諦めろ」


…最もらしい理由聞いたらそれ以上何も言えないじゃん





『…はーい』

渋々だが連絡先を諦める



風「着いたぞ。ここだろ？」


『あ、そうです！…今日は色々とありがとうございました！また厄介にならないように気を付けます』


降「あぁ。そうしてくれ」


『あぁ！降谷さんにもう会えないなんて！死んじゃう！』


降「…風見、車を出せ」


風「…はい！」





その後、風見さんにも別れの挨拶を告げ家へ帰って行った

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