第十九話 ページ21
降谷side
「…A、俺も言い過ぎた。悪かった」
そう言いあいつらに見せつけるようにAを抱きしめる
『え…え?ふ、降谷さん!?』
「…何だ。デートなんだからいいだろ…“デート”なんだから」
デートを強調しこちらに迫ってくる変な髪型をしている奴等を睨みつける
男等は“ヒッ!”と情けない声を上げてどっかへ行った
『っ…(な、な、何!?ハグ!?降谷しゃんが?好き!)』
「…デート…楽しませてやれなくてすまなかった」
『え?』
Aの肩に顔を疼くめる
「…また今度挽回させてくれ」
『…っ(可愛い!可愛すぎる!尊い!)
じゃあ次は遊園地か水族館とかに行きたいです!
(絶対にカチューシャつけさせる。似合うに決まってる)』
“デート”と言う項目よりも降谷にどんなカチューシャをつけさせるかで頭を悩ませるA
だがそんなことを知る由もない降谷はひとまず安堵しているようだ
「A、帰ろう」
『はーい!』
無邪気な笑みを零しながら返事をするA
そんなAを見た降谷は突然動悸が早くなる
!?…な、何だ、?
む、胸が痛い…
……!!
まさか病気か!?
最近働きずめだったからな…
し、死ぬのか?
…
本当にもうすぐ三十路となる男なのでしょうか
そんなことはさておき、動悸に耐えながらも頑張ってAを家まで送り届けることが出来た
Aと別れた後も激しい動悸が続き本気でヤバいと悟った降谷は風見の元へ車を飛ばす
「か、風見!聞いてくれ!」
そう言い風見に、事の経緯を話す降谷
当然風見は“何を言っているんだこの上司は”状態に陥る
“ヤバい、どうすればいいんだ”
“…俺は死ぬのか?”
と頭を抱える上司を横目に
「(あぁ…遂にこの人にも春が訪れるんだな)」
と、涙を拭っていたとか
373人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
歯茎 - おめでとうおめでとうおめでとうおめでとうおめでとうさいこうでした!!、 (10月15日 8時) (レス) @page28 id: 71e3afebe3 (このIDを非表示/違反報告)
花 - わかちゃさん» 本当に嬉しいです!😍ありがとうございます!!!コメントいっぱい書きます!!名作をたくさん書いているわかちゃ様、これからも応援してます!💕追記 いつもコメント返信お疲れ様です。ありがとうございます!!!! (2023年4月15日 14時) (レス) id: 9276019969 (このIDを非表示/違反報告)
わかちゃ(プロフ) - 花さん» キュンキュンして下さりありがとうございます!花さんにそう言っていただけるとより一層嬉しいです♡是非是非これからもコメントお願いしますっ!花さんのコメントを楽しみにしていますね♪ (2023年4月15日 14時) (レス) id: b355fc481c (このIDを非表示/違反報告)
花 - コメント失礼します!夢主ちゃんが一途で凄く可愛いです!ちょっとすれ違ってるのもキュンキュンしました...やっぱりわかちゃ様のお話大!好きです!!!これからもコメントしていいですか...? (2023年4月15日 8時) (レス) @page25 id: 9276019969 (このIDを非表示/違反報告)
わかちゃ(プロフ) - ぴかそさん» ありがとうございます(^-^)更新がんばりますねー! (2023年4月12日 17時) (レス) id: b355fc481c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:わきゃめサラダ | 作成日時:2023年2月13日 1時