愛され娘【黒の組織】

9話 プリンセス ページ10

･




今日はジンの一日を見てみましょう



(…今日も可愛いな。こいつを捨てた親の気持ちが分からねぇ……いや俺がもう親だな。てかこいつ可愛すぎだろ。結婚してくれ)

ジンの朝はこんな感じにAの寝顔を見ながら年の差結婚を考えているみたいですね←


『ん…じ…』

「A…起きたか。おはよう(…朝から俺の名を呼んでくれるとはな…愛してる)」

『ぉ…はゃ』

「グっ…！！くそ…(毎朝耐えるのが大変だ)」


朝はベルモットが用意したお姫様のような純白のドレスをAに着させる


『んぅ！！じ…かぁ…い？』ｷｭﾙﾝ

「あぁ…いいんじゃねぇか？(式はこのドレスで決まりだな。可愛すぎるこれにティアラも着けたらいいんじゃねぇか？……そうだな。絶対似合う。買いに行こう)」

『…じ？』

「わりぃな。ベルモットと朝飯食ってくれ。俺は用事が出来た」

『んぅ…』

不満があるのか、しかめた顔をしながら頷くA


ベルモットにAを渡し愛車のポルシェ356Aに乗るジン

携帯を取りだし誰かに電話をかける


「…俺だ。この後行くから最高級のティアラ…ネックレス、その他諸々用意しとけ」

「今からか！？俺今起きたばっ…」

「異論は認めねぇ。用意できなかったらてめぇの脳天に穴が空くだけだ」

「そ…そんな」

ブチッと一方的に切る


「待っててくれA…俺がお前に似合うものを買ってきてやる」

そう言い勢いよく車を走らせる

10話 ･→←8話 わたあめ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す