11話 自慢大会 ページ12
.
深夜のアジトでは…
ジン「ではこれより第1回報告会を始める…てめぇら準備は出来てるか?」
ベル「フ…勿論よ。まず今日の11時38分06秒…Aの下の歯に乳歯を確認したわ!これからは色々なものを食べられるわ!」
ジン「何だと?そんな報告聞いていない。なぜ俺に言わなかった……いや今はそんなことより…おい!バーボン!ちゃんと記録しとけよ!」
バーボン「やってますよ!(Aにもついに歯が…というかなんで僕が書記なんだ!?…まぁいい。風見たちにも後で報告してやるか)」←部下思い(Aは公安でも人気の存在です)
ウォッカ「じゃあ次は俺が!!時刻はベルモットみてぇに覚えていないんですがAがダメと言ったら菓子食うの我慢してやめやした!」
偉かったなぁ…と少し涙ぐみながら言うウォッカ
ジン「チッ…次からは時間も確認しとけ!(偉いじゃねぇかA)」
ライ「次は俺だな…フっ…俺はな」
ベル「何よ!早く言いなさいよ!」
ライ「俺はAにライと呼んでもらった」
そう言うと周りがどよめき出す
ジン「…あ?何だと?」
ライ「何度でも言ってやろう…俺は“ライ”とはっきり呼ばれたんだ」
フッと自慢げな顔で言う
ジン「……それがなんだってんだ…俺はAにキスをしてもらった(名前で呼んで貰っただと!?俺はまだ“じ”で止まっていると言うのに!同じ2文字だぞ!?)」
悔しさが悟られないように負けじとドヤ顔で言うジン
(((キスだと!?!?)))
ライ「フンッ…キスがなんだと言うんだ。俺はAからこれを貰った(キスだと!?…クソ!!どうせ自分から迫ったんだろ!)」
そう言いみせるのはぐちゃぐちゃの折り紙
恐らくAが一生懸命折ったのだろう…
ジン「…俺は───!!」
ライ「俺だって!!───」
「「はぁ…はぁ」」
いつの間にか時間もすぎ辺りにはジンとライだけになっていた
ジン「チッ…てめぇも中々やるじゃねぇか。この勝負は一旦お預けだ」
ライ「フっ…しょうがない。決着はまた今度だな」
そう言い二人同時に部屋を出る
ジン「……おい。着いてくんじゃねぇ」
ライ「それはこちらのセリフだ…まさかジンもAの場所に……」
ジン「あたりめぇだろ」
2人一緒に盛大なため息をこぼす
ジン「…こいつは寝てる時も可愛いな」
ライ「そこに関しては同感だ…まるで天使のようだ」
ジン「ようだじゃねぇよ…天使だ」
ライ「フっ…そうだったな」
寝ているAのほっぺをつつく2人
『んぅ…』
「「おやすみA…愛してる」」
なんとも見事にハモる2人だった
482人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
( ´Д`) - ピンガ出してほしいです! (8月1日 13時) (レス) id: b9819e7b60 (このIDを非表示/違反報告)
紅花 - ? (7月17日 16時) (レス) @page3 id: 5d6bcaafb9 (このIDを非表示/違反報告)
わかちゃ(プロフ) - 名前呼び嬉しすぎますっ!それに大好きだなんて!!花様は嬉しいお言葉を言うのがお上手ですね…🥹 (2023年3月10日 14時) (レス) id: b355fc481c (このIDを非表示/違反報告)
花 - わかちゃさん» 返信いつもありがとうございます!本当に嬉しいです!私も作品を見るのとコメント書くのとわかちゃさんの返信コメントを見るのを凄く楽しみにしています!(勝手に名前呼びすみません!)八つ当たりするジンと後にぐちぐち言うバーボンのシーンが凄く好きです!大好き! (2023年3月9日 23時) (レス) @page25 id: 9276019969 (このIDを非表示/違反報告)
わかちゃ(プロフ) - 花さん» コメントありがとうございます!!花様のコメントを楽しみにしながら小説を書いている自分になりつつあります笑何だかんだ1番いじられキャラなのがバーボンなのでいつもジンの理不尽相手にさせてもらってます笑次も頑張って書きますので気長にお待ちください! (2023年3月9日 21時) (レス) id: b355fc481c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:わきゃめサラダ | 作成日時:2023年1月8日 8時