わかってるんだよ ページ49
燈夜A@i_am_toya
無事右手右足完治しました！
ご心配おかけしてすみません！
リプマロ送ってくれたリスナー、連絡くれた方々、Uber送って食事支援してくれたヤツ、面倒見てくれた方、本当にありがとうございました！
．
「手料理が食べたい」
お世話になったお礼は何がいい？と聞いたら、そんなことを言うものだから、甘んじて買い物をして料理を振る舞った。
食後に買っておいたケーキをあげたらそれはそれは嬉しそうに食べて満足気にしていた。
映画を観よう、ってなったから殺し屋が主人公の洋画を観たりして、気が付けば日付が変わりそうな時間だった。
「剣持くんもう帰る支度しな。送ってくから」
「……ん〜」
「ねえ、寝ないで。私運べないよ」
「……」
「ね〜、嘘でしょ……」
ローテーブルに突っ伏して剣持くんが寝てしまった。
仕方なくソファーに置いておいたブランケットを掛けて、その場を去ろうと立ち上がったら、右手を引っ張られた。
驚いて見ると、右手首を剣持くんに握られていて、親指ですり、と怪我をしていた辺りを撫でられた。
くすぐったくて手を引いても離れず、決して痛くはないのに振り払えない強い力で握り直された。
「な、なに」
「もう、痛くないんですか」
「とっくに痛くないよ」
「そうですか……」
テーブルに置いた腕に頭を傾けて預けて、上目遣いにこちらを窺う表情にドキリとした。
眠そうに細められたペリドットのような瞳は、いつもとは違った雰囲気を湛えている気がする。
「……不謹慎ですけど」
「……なに？」
「この数週間、たくさん燈夜さんといられて、嬉しかったですよ」
「……」
何を言い出すんだかこの後輩は。
あまりにストレートな言葉にこっちが照れてしまう。
たぶん、眠気でいつもより理性の境界線があやふやで素直になってしまっているんだろう。
頭が醒めたときに覚えていたら恥ずかしくなるだろうから、明日の剣持くんはこの時間のことを忘れていてほしい。
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テト(プロフ) - でん太郎さん» ありがとうございます！個人的には燈夜のキャラが迷走してる気がしていたのでそのお言葉がとても沁みます🥲2人の関係性に尊さを感じていただけて嬉しい限りです🙏まだまだ稚拙な文章ではありますが精一杯頑張ります！ (2022年10月23日 19時) (
レス) id: 690a3228cb (このIDを非表示/違反報告)
でん太郎(プロフ) - 燈mcあまりにも好きです…🙏😭 燈夜ちゃんかっこかわいい尊くて、mcが翻弄されているのかしているのか…な関係性が最高にてぇてぇです、これからの更新心待ちにしています…！🙏 (2022年10月21日 19時) (レス) @page1 id: 1487e65024 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：テト | 作成日時：2022年10月15日 15時
