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「お邪魔しまーす」
貴「どーぞー」
最初は緊張してた部屋も、あっと言う間に慣れた
やっぱりAちゃんといると安心するんだよな〜
貴「おかずだけパッと作るからちょっと待ってて！」
そう言って、手際よく料理を始めた
俺はなんとなく、料理をするAちゃんの後ろに立った
貴「慎太郎、どうしたの？ソファ座ってていんだよ？」
「んー」
貴「慎太郎？」
「んー？」
貴「何？どうしたの？笑」
「別に〜」
貴「何それ笑」
そんな特に意味もない、のんびりした時間がどっか懐かしくて居心地がよかった
しばらくしてリビングでのんびりしていると、Aちゃんが俺を呼んだ
貴「慎太郎ー！棚の上のお皿取れないから取ってー！」
キッチンに行くと、小柄な体を必死に伸ばしてお皿を取ろうとしていた
「取れないのになんでここ入れたの？笑」
と笑いながら行こうとした瞬間
Aちゃんの手が棚の上のお皿にあたり、お皿がバランスを崩し傾いて、落ちようとしていた
「危ない！！」
俺は慌てて駆け寄りAちゃんをかばった
お皿が大きな音を立てて床に落ちた
その瞬間、“あの日”のことがフラッシュバックした
誰かをがばった瞬間に、大きな音と衝撃が襲ったあの日を
そして…
かばった人の顔が鮮明に浮かんだ
あの時、徐々に遠くなる意識の中で誰かが俺の名前を叫ぶ
「慎太郎！大丈夫？ねぇ、慎太郎！」
うっすらと目を開けた目には、怪我を負いながらも俺のことを揺さぶって泣き叫ぶ彼女の姿
俺はあの時、心の中でその彼女の名前を叫んだ
俺は、全部を思い出した……
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あんず(プロフ) - 結依さん» 誤字ってました（汗） 申し訳ありません！！！ ご指摘ありがとうございます！ (2020年3月27日 23時) (
レス) id: fc9e1decc7 (このIDを非表示/違反報告)
結依 - 続けてのコメントですみません(>_<) これ正しくは寝ていたところを邪魔されてかもしくは 邪魔されたからかではないんでしょうか？ (2020年3月5日 18時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
結依 - まだまだ早いですがこんばんは(*^^*) はじめまして。 いきなりすみません...。 物語読んでいて気が付いたのですが...。 Hokutoのここの部分 整った顔に、甘い声、寝ていたところを邪魔されてからか不機嫌そうに私を見る (2020年3月5日 18時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
あんず(プロフ) - 美紀さん» ありがとうございます！！！嬉しいです！！ (2020年1月13日 22時) (レス) id: 57dcec1c2d (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - SixTones北斗君と大我君と樹君のオール担当です最高です (2019年9月19日 19時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんず | 作成日時：2019年6月10日 18時
