05:出口 ページ5
ひたすら走り続けると、出口に来たらしい
光が見えてきた
後ろを見ると、時間切れらしくて何人かの受験生が必死に階段を上っている中シャッターが降ろされた
わー、酷いね
「そいつは、嘘をついている!」
その声が突然聞こえてみると
サトツのにている猿を連れ、サトツが偽物だと言っている
そいつに向かってカードが飛んできた
サトツにも飛んで
「ククッ、これでわかったね♥
本物はこっちだ♦」
カードを投げたのは、ピエロみたいな格好をしたやつだった
「うわー、ヒソカの奴良くやるよ」
ヒソカ?
自分は携帯に向かって喋る
『知り合い?』
「まーね、あいつに目、付けられないようにするためにお前に、それもたせたんだから
つけられないようにしてよね」
へーい、と間抜けな返事を返してやった
と、いうより既に目が合ってしまっているのだが
そこから、また走り続ける
ここの場所はどうやら詐欺みたいなことする動物がたくさん生息しているらしい
さっきも何人か食われたり騙されたりしていた
「まゆ、さっき言ってたヒソカって奴か、受験生殺しに行ったんだけどさ、あいつが次の試験会場の場所わかるように道標みたいなの、やっといてくんない?」
目をつけられるな、的なこと言ってたくせに、それしたら余計につけられる気がする
ま、しらねーや
『わかった、でも、つけてもいいけど
そいつがわかるか、保証はしない』
「いーよ、別に」
そういったので
所々にある木や草にてを当てる
するとニョキニョキと動き出す草木
その反応を見て、自分はすぐ走り出したから
どんな風になっているのかは知らない
道標にはなっていると思う
自分の、能力は、イルミも知らない
適当にそれらしいことは言ってあるけど
言ったらいったで、何されるかわからない
針刺されるかもしれないし
そんなこと考えてたら
二次試験の会場に着いた
暫く、なんの音かわからない音が建物内から聞こえる
「やぁ、やっと着いたよ♦」
ヒソカという奴が肩にスーツ姿の人を乗せこっちに来た
「まゆ、向こう行ってて」
ギタラクルがそういったから
そばを離れたので、どうゆう会話をしているのかは知らないが
ヒソカの視線を、始まるまでずっと感じていたのは
気のせいということにしたい
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作者名:猫丸*碧 | 作成日時:2015年2月22日 15時