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顔をペタペタと触る感触で目がさめる。
貴方「んっ…？」
目を覚ますと今にも泣き出しそうな龍太くんの顔が目の前に。
あっ、そうだ。
あの後、部屋にある大きな絨毯の上で私と淳太くんの間に龍太くんを挟んで添い寝してたんだった。
いつの間にか爆睡しちゃってたみたい。
龍太「ふぇ…グスッ…」
あぁ、淳太くんが起きちゃう。
貴方「よしよし。大丈夫だよ〜」
龍太くんを抱っこして静かに部屋の隅にあるソファへ移動する。
私の太ももの上に座りすっかり目が覚めてしまった龍太くんは私の服を引っ張ったり髪を触ったりしている。
かと思えば急に倒れこんでぎゅーっと抱きついた。
龍太「ママとパパは ぼくのこときらいなのかな…」
その言葉が胸にグサリと刺さった。
幼い頃の残酷な記憶が蘇る。
貴方「…そんなことないよ？」
龍太「こないだもね、パパとママにひさしぶりにあえたんだけどね、すぐに "いってきます"っていっちゃったの。
いつもね もうかえってこなくなるんじゃないかな…？
っておもうんだ。」
真っ直ぐな何の疑いもない龍太くんの瞳に言葉を失い、強い力で龍太くんを抱きしめた。
こんな小さな身体でたくさんの悲しみを背負ってるんだね。
貴方「そんなことない。
それは違う。
"いってきます" っていうのは "ただいま" を言うためにあるんだよ。
龍太くんがもし寂しくなったら…。
辛くなったら…私がいるから。」
幼い龍太くんが孤独に耐える姿が昔の自分と重なり思わず頬を涙が伝う。
貴方「…私は龍太くんのことが大好きだよ。
ずーっと味方。」
強い力で抱きしめる私を、胸の中で龍太くんがクスクスと笑う。
龍太「ぼくも、Aがすきだ。
ぼくが おとなになったら、およめさんにもらってあげてもいいぞ！」
小さな手で自分の胸をトントンと叩く龍太くんの姿がたまらなく可愛らしい。
貴方「ふふふっ。うん！」
返事をすると部屋のどこかから
「それはあかんわっ」
と、声が聞こえる。
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Rina(プロフ) - 凛奈さん» ほんとですね（笑）全く気付きませんでした。適切な形に直しておきました (2016年7月17日 13時) (
レス) id: cfc9e7d6e2 (このIDを非表示/違反報告)
凛奈 - 40の英語で書いているのが「two years ago」で「２年前」になっているのですが、２年後のお話ではないでしょうか?「２年後」でしたら「two years next 」です！ (2016年7月17日 9時) (レス) id: 68e61ac7ee (このIDを非表示/違反報告)
# NANO(プロフ) - Rinaさん» はっ！ついあなたを後ろで寝落ちしてしまいました((←。これからもずーっと((後ろで))見守ってますね♪♪♪((←。なんか自分で書いてて怖えぇ (2016年5月9日 6時) (レス) id: 69d903e14c (このIDを非表示/違反報告)
Rina(プロフ) - # NANOさん» いや、こわいこわいこわい（笑）夜中にこれはだめなやつ（笑） (2016年5月9日 0時) (レス) id: cfc9e7d6e2 (このIDを非表示/違反報告)
# NANO(プロフ) - Rinaさん» いま、あナたのウしロニいまスヨ？？？？？((うそ (2016年5月8日 23時) (レス) id: 69d903e14c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Rina
| 作成日時：2015年6月12日 23時
